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【サウジ戦 選手採点】守田英正とさらに…2人に最高点「5」、ほぼ全員高評価。先発で唯一の平均点「3」は

【MAN OF THE MATCH(マン・オブ・ザ・マッチ)】守田英正(日本代表)

前田大然は同サイドで、やや三笘薫と役割が被る。

[W杯アジア最終予選 C組 第3戦]サウジアラビア代表 0–2 日本代表/2024年10月10日27:00(11日3:00)/キング・アブドゥッラー・スポーツシティ

 2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第3戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が鎌田大地と小川航基のゴールで、サウジアラビア代表に2-0の勝利を収めた。日本は3連勝(14得点・無失点)でグループCの1位をキープ。

 シュート数は日本から見て7本(枠内3本)対13本(同2本)。早い段階で先制できたことで、日本は5バック気味に対応しながら試合をコントロールし、気温33度という中東でのアウェーゲームという環境もあり、ある程度受けながらカウンターを繰り出していった。

 過去3連敗中であるなどホームとは異なり、まず堅実な戦い方を徹底。結果、森保ジャパンは2-0で勝点3を持ち帰ることに成功した。

 サウジアラビア戦での日本代表の選手たちの採点・寸評は次の通り。

◎採点の見方
ポジション
背番号 選手名 採点
寸評
※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上

【先発】
GK
1 鈴木彩艶 4
スーパーセーブも見せて3戦連続無失点。

DF
4 板倉滉 4
堂安の背後を突かれた際に若干引き出されたが、リカバリーも良く、常に“前向き”な守備をしていた。

3 谷口彰悟 4
ラインコントロールが良く、遠藤が下がってきたあとの積極的な押し上げにより、3-4-2-1から4-3-3、4-4-2への切り替えもスムーズだった。

16 町田浩樹 4
セットプレーでのストーン役としても効果を発揮。体を張った守備でも貢献した。

MF
5 守田英正 5 【MAN OF THE MATCH】
今回は高い位置に出てマークにつこうとするサウジを混乱させ、鎌田の先制点をアシスト。ハイプレスの始点としても力強さを感じさせた。

6 遠藤航 4
最終ラインまで下りてのビルドアップ参加が、この日は効果的だった(一方、リバプールでは、下がらず相手ライン間で受けることが求められている)。最も危険な自陣バイタルエリアで相手に自由を一切与えなかった。

7 三笘薫 4(▽88分)
ダイレクトでのクロスで先制点の起点となり、ビルドアップやカウンターの”出口”役にもなった。加えてこの日は守備面でも貢献度が高く、3-4-2-1の現代的ウイングバックの一人者だと感じさせた。

10 堂安律 4(▽88分)
主導権争いをしていたなか、三笘へのサイドチェンジから先制点につなげた。その後、背後を使われたもののシャドーに移った。もう少し攻撃面で存在感を示したかった。

8 南野拓実 3(▽HT)
イエローカードを早い時間に受けたためハーフタイムで交代に。プレー強度は高く、相手最終ラインに自由を与えなかった。

15 鎌田大地 5(▽63分)
欲しかった先制点を奪取。相手の嫌がる位置で効果的な仕事をしていた。

FW
9 上田綺世 4(▽76分)
振り向きざまのシュートなど気を吐いた。オーストラリア戦では決めてくれそうだ。

【交代選手】
MF
14 伊東純也  3(▲HT)
低い位置での仕事は不慣れな感じだった。それでもコーナーキックから1アシスト。右ウイングバックは誰が最適解か? は今後のテーマに。

MF
11 前田大然 3(▲63分)
左ウイングバックに入り、強烈なプレスでカウンターの始点にもなった。三笘とやや被ってしまった。

FW
19 小川航基 4(▲76分)
決定的なシュートをブロックされたが、登場から5分、ヘディングで決めた。右足からも奪いたい。

MF
13 中村敬斗 ―(▲88分)
最後のカードで久保とともに投入されて、試合を締めた。

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MF
20 久保建英 ―(▲88分)
トドメを刺そうという意気込みは感じられたが、ゴールは次戦ホームゲームでのお楽しみに!

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