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日本代表『10番』堂安律から3ゴール!!! 今季9点目、ドリブル突破とポストプレーで起点に。フライブルクがホッフェンハイムに3-2勝利

堂安律 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

前半アディショナルタイムに2失点を喫するも、ヘーラーの2点目で勝ち切る。

[ブンデスリーガ 30節] フライブルク 3–2 ホッフェンハイム / 2025年4月19日/フォイト・アレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ1部、SCフライブルクの日本代表MF堂安律(Ritsu DOAN)がTSG1899ホッフェンハイムとの一戦、左足を振り切る一撃を突き刺して、今季リーグ9ゴール目を記録した。さらに縦に仕掛けるドリブルから先制点の起点にもなった。試合は3-2で、フライブルクが競り勝った。

 ホームチームが徐々にテンポの良い攻撃を展開していくと、28分、堂安が右サイドをドリブルで打開。DFを一人抜き去って、さらに二人を引き付ける。そのパスから崩して、最後はルーカス・ヘーラーが決めてみせた。

 36分にはヴィンチェンツォ・グリフォの落としから、右に抜けた堂安が、相手の股を抜いてファーサイドに流し込む。見事なシュートで、自身今季リーグ9点目を記録した。

 このまま2-0で折り返す――かと思われた。ところが前半アディショナルタイム、そんな雰囲気に包まれたなか、パワープレーからシュートで終わらせるプレーを連続させてきたホッフェンハイムが2ゴールを奪ってみせた。

 だが後半、改めて修正を図ったフライブルクが再び攻める。57分、最終ラインからのフィードを最前線へ抜けた堂安が、完璧なポストプレーで起点に。そのパスを受けたグリフォの折り返しを、再びヘーラーが決めて勝ち越した。

 このままフライブルクが逃げ切り、3-2で勝利を収めた。フライブルクは佐野海舟に所属する1.FSVマインツ05を上回り5位に浮上している。

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 堂安は73分にイエローカードをもらい、87分に交代している。