【移籍】フランクフルトが堂安律の獲得へ「希望リスト最上位」
堂安律。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
フライブルクとは2027年まで契約。
ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトが2025-26シーズン、SCフライブルクのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF堂安律(Ritsu DOAN)の獲得に向けて動き出した。クラブは獲得希望リストの最上位に堂安の名前を挙げていて、交渉に向けた準備をしているそうだ。
これまでにも『ビルド』が「アイントラハトが堂安に興味」と報じてきたが、さらに『スカイ』も3月3日にその動きをキャッチしてレポートしている。
日本代表の背番号『10番』をつける26歳のレフティは、フライブルクでの3シーズン目、これまでリーグ24試合・8得点・4アシストを記録。すでに二桁ゴールに関与し、チームを牽引してきた。
『スカイ』は、フランクフルトのスポーツ・ダイレクター(SD)のマルクス・クロシュ氏の意向もあり、「堂安が獲得希望リストの最上位に位置している」と伝えている。同SDは長い間、堂安を追いかけてきたと言い、かなり惚れこんでいるということだ。
オマル・マーモウシュがマンチェスター・シティへ移籍して抜けたあと、調子を落としてきた。それでも現在フランクフルトは3位につけている。来季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を得られることが確実になれば、このディールは一気に成立するのではないかと見られている。
堂安とフライブルクは2027年まで契約を結んでいる。『ビルド』によると、移籍金は1500万ユーロ(約23億円)に設定されているそうだ。
もしかすると、進化を遂げるレフティ堂安に対し、他のビッグクラブから触手が伸びることもあり得る。これからインパクトを残せれば、選択肢はより増えそうだ。
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また、5位のフライブルクはフランクフルトに2ポイント差に迫っている。順位を逆転すれば、残留が基本線になるか!?