【浦和】J2降格のピンチ。東京Vに1-2逆転負け…次戦10/23は柏と残留を懸けた大一番に
浦和の渡邊凌磨。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
渡邊凌磨がワンチャンスをモノにして先制したが…。
[J1 34節]東京V 2–1 浦和/2024年10月19日17:00/味の素スタジアム
J1リーグ34節、浦和レッズが東京ヴェルディに1-2と逆転負けを喫し、リーグ4連敗を喫した。他チームより消化試合が少ない状況だが、J2降格圏18位のジュビロ磐田と4ポイント差になり、一気に残留争いに足を踏み入れる事態に陥った。
突然のペア=マティアス・ヘグモ前監督の解任、マチェイ・スコルジャ監督の復帰が決定。ところがスコルジャ体制・第2章は、初戦ガンバ大阪に1-0の勝利を収めたものの、その後、4連敗を喫した。しかも守備の修正に重点を置こうとしたものの、攻撃の形を一向に作れなくなり、完全に悪循環に陥っている。
この日も立ち上がりから攻め込まれる苦しい展開を強いられた。それでも渡邊凌磨がワンチャンスをモノにして先制に成功する。
しかし後半は再び攻め込まれ、コーナーキックから59分、76分と綱島悠斗に決められ逆転……。アウェーチームはそのまま1-2で敗れた。
浦和は右眼窩壁骨折、鼻骨骨折を負ったDFマリウス・ホイブラーテンが先発に復帰。さらに負傷離脱していたサミュエル・グスタフソン、ブライアン・リンセンも途中出場した。グスタフソン投入後は起点ができたことで挽回した。しかしチアゴ・サンタナ&リンセンの2トップにいい形でボールが入らず結実しなかった。
16位の浦和は勝点39で、残り6試合。17位の柏レイソルは同じく勝点39で、残り5試合。降格ゾーン18位のジュビロ磐田は勝点35で、残り5試合。
10月23日に延期されていた浦和対柏の一戦が埼玉スタジアムで行われる。一転して、残留争いの大一番となった。