【鹿島】広州に先制許すもセルジ弾で同点「逆転勝利」のみがベスト4の条件
鹿島が広州恒大に先制を許す。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
アウェーゴールを与えてしまうものの、後半に入り猛攻!
[ACL 準々決勝 2-nd] 鹿島 – 広州恒大 /2019年9月18日/カシマサッカースタジアム
アジアチャンピオンズリーグ( ACL )準々決勝第2戦(セカンド・レグ)、鹿島アントラーズが広州恒大に先制を許す厳しい展開となった。しかし50分にセルジーニョのゴールで同点に追いついた。アウェーゴールルールにより、鹿島は90分間での「勝利」のみがベスト4に進む条件に。
立ち上がりから両チームともに、ボールを持つとゴール前まで運ぶ比較的オープンな展開に。鹿島は”ACL男”セルジーニョが決定的なバイスクルキックを放ったが、惜しくもボールは枠を捉えず。
一方、現在中国リーグ首位に立つ広州恒大は、タリスカ、パウリーニョ、中国に帰化したエウケソンらを中心に攻め込む。迎えた40分、CKからタリスカがヘッドを突き刺し、アウェーチームが先制に成功する。
これで鹿島は「逆転勝利」が、勝ち上がる唯一の条件に。すると後半は立ち上がりから積極果敢に仕掛け、50分、ドリブルで持ち上がったレオ・シルバがシュートを放つと、セルジーニョの体に当たってシュートコースが変わり、ゴールネットを揺らす。記録上はセルジーニョのゴールで、鹿島が同点に追い付く。
これで勢いを付けたホームチームがさらに畳み掛け、両サイドのクロスから数多くのチャンスを作っている。
鹿島のメンバーは次の通り。
▼鹿島アントラーズ
KASHIMA ANTLERS
▼先発
GK
1 クォン・スンテ
DF
37 小泉 慶
39 犬飼智也
5 チョン・スンヒョン
28 町田浩樹
MF
30 名古新太郎
(69分→47 相馬勇紀)
4 レオ・シルバ
18 セルジーニョ
6 永木亮太
FW
8 土居聖真
15 伊藤 翔
▽控え
GK
21 曽ケ端準
DF
2 内田篤人
26 小池裕太
33 関川郁万
FW
19 山口一真
36 上田綺世
▽監督
大岩 剛
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[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Asia AFC Champions League 2019 ; Kashima Antlers – Guangzhou Evergrande FC.