【サガン鳥栖】他チームに助言を仰いだ報道、対応やや弱気か…「事実ないと認識。然るべき措置検討」
鳥栖のサポーター。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
完全には否定せず。
J1リーグのサガン鳥栖は10月24日、来季J2降格の決まった翌20日に鳥栖のコーチングスタッフが他のJ1クラブチームのコーチから助言を仰いだという一部報道について、「事実はないと認識している」として「然るべき措置を講じることを検討」すると発表した。
鳥栖は「一部報道について」と題して公式サイトで声明を発表。次のように報道の内容を否定している。
「山口新聞等の報道機関において、当クラブの幹部が他のJ1クラブのコーチに助言を仰ぎ、同コーチは当クラブの旧知の選手、スタッフに直接指示を出し、プレーに迷いを生じさせたという内容の報道がなされました。
しかしながら、この報道に関して、当クラブはそのような事実はないと認識しております。
当クラブとしましては、事実関係を確認の上、然るべき措置を講じることを検討しております。
残り4試合われわれも全力で勝利に向けて邁進してまいりますので、引き続き熱い応援よろしくお願いいたします」
そのように、クラブの考えは示しているものの、完全には否定せず。「措置を検討する」という程度にとどまっている。
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人物がある程度特定されそうなけに、サッカー界では衝撃が走った。鳥栖の威信にも関わるだけに、しっかり法的措置に踏み切るのだろうか。