さあ天皇杯制覇だ!G大阪の宇佐美貴史がJリーグ月間MVP＆ベストゴール賞の10月“2冠”達成。丸山桂里奈選考委員「改めて感心した」

月間MVP、J2が長崎のマテウス・ジェズス、J3が岐阜の藤岡浩之。

　Jリーグは11月12日、10月の月間表彰を発表し、J1リーグのガンバ大阪に所属するFW宇佐美貴史（Takashi USAMI）が月間MVPとベストゴール賞の10月“2冠”を達成した。

　月間MVPを受賞したのは、J1リーグがG大阪の宇佐美、J2リーグがＶ・ファーレン長崎のマテウス・ジェズス、J3リーグがFC岐阜の藤岡浩介。

　また、宇佐美は10月5日の33節・北海道コンサドーレ札幌戦（〇2-1）で90+8分に決めた、二人を切り返しでかわしての大逆転ゴールが、J1の月間ベストゴール賞を受賞した。相手が飛び込んでくるのをしっかり見極めて、連続して振り切っての鮮やかな一撃である。

　選考委員の一人である丸山桂里奈特任委員は「アディショナルタイムで絶対に点がほしい状況で、焦って強引にシュートしたいとこり、相手を見てかわし、切り返して打ったところが凄い。足元の切り返しやシュートが凄い選手だと改めて感心した」と脱帽している。

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　G大阪はこのあと11月23日、国立競技場でヴィッセル神戸との天皇杯決勝に臨む。宇佐美にとっては久々のタイトル獲得に向けて、景気づけのＷ個人賞受賞になったはずだ。大迫勇也とのエース対決も注目を集める。