【サッカー日本代表】森保監督の会見から読み解くスタメン予想。FW古橋亨梧の抜擢ある!? 本命は小川航基だが…│W杯アジア最終予選インドネシア戦

「シュート精度」をテーマに掲げる。

［北中米W杯アジア3次予選 第5戦］インドネシア代表 – 日本代表/2024年11月15日21：00（現地19:00）/ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム

　2026年の北中米ワールドカップ・アジア最終予選（3次予選）の第5戦、サッカー日本代表（SAMURAI BLUE）が11月15日、インドネシア代表とジャカルタで対戦する。FIFAランキングは日本15位（アジア1位）、インドネシア130位（同23位）。

　グループC（6チーム）での成績は、日本が3勝1分の勝点10で首位。インドネシアは0勝3分1敗の勝点3で5位。前日のスコアレスで引き分けたオーストラリア代表とサウジアラビア代表、さらにバーレーンを下した中国代表、いずれも勝点6で並んでいる。

　森保一監督の試合前日の記者会見から、日本代表のスタメンを考察したい。

　上田綺世、谷口彰悟の負傷離脱による不参加により、今回、センターラインのレギュラー二人の入れ替えが必須な状況である。森保監督のこれまでの起用法では、他は変更せず臨む傾向にある。

　ただ今回の公式会見の中で、指揮官は次のように「シュート精度」に言及している。

「攻撃面ではシュートチャンスを逃さない意識を持って選手たちには試合に臨んでもらいたいと言っています。（インドネシアは守備的に来るか？）全く分かりません。試合開始直後はホームのサポーターの声援を受けて、アグレッシブに試合に入ってくると思います。ブロックを作って来ても、アグレッシブに前からプレッシャーをかけて来ても、柔軟に対応できるように準備したいです」

　センターフォワードは、サウジアラビア代表戦で途中出場から2点目を決めた小川航基の起用が本命視される。3-4-2-1の中での強みも発揮しつつあり、最前線に入るのは“妥当”だ。

　一方、シュート精度でいえば、今季もこれまでスコットランド1部リーグで11試合・4得点・3アシスト、さらにUEFA欧州チャンピオンズリーグ（CL）でも4試合・1得点を決めている古橋亨梧のほうが分がある。また、相手が引いた時、プレスに来た時、いずれも「柔軟」に対応できる適応力の高さも古橋の武器である。

　もしかすると……古橋が先発に抜擢され、小川がジョーカーでスタンバイする。その可能性もあり得る。

　もちろん、「相手に対策を練られてきている」（森保監督）という点では、古橋が対戦二巡目に突入する中国代表戦で先発に抜擢されるほうが確率的には高いと言えるかもしれない。

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　試合の模様は、インターネットにて『DAZN』が独占でライブ配信する。「Fan Zone」が無料開放される。