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【浦和】伊藤敦樹の移籍…スコルジャ監督がクラブの補強体制に言及「常に各ポジションのリストを作っていくことが大切」

浦和の伊藤敦樹。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ヨーロッパへの選手流出は「ノーマルな潮流」。

[J1 28節]浦和 – 川崎/2024年11月22日19:00/埼玉スタジアム
※浦和の1-0リードで、後半開始からスタート

 J1リーグ浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が11月20日、オンラインによる取材に応じて、荒天により前半を終えた時点で中止・延期になった22日の川崎フロンターレ戦に向けて抱負を語った。そのなかで、現在の浦和のみならずJリーグからヨーロッパへ選手流出が続くなか、補強体制で重視すべきポイントについても言及した。

 浦和では今季、ボランチでありキャプテンにも任命された伊藤敦樹が今夏、KAAヘントに完全移籍した。今年に入り選手が退団し世代交代も進んでいったなか、結果的にはその戦力ダウンはよりクラブにも痛手となった。

 常に各ポジションの最新の移籍候補リストを作成していく――。スコルジャ監督はそのように語った。

「常に各ポジションの(補強)リストを作っていくことが大切です。アツキのように移籍があった場合、そこですぐ動けるようにしておかなければいけません。

 浦和は実際そのようにしています。スカウトの方々が日々、そのように仕事をしてくれています。活躍した選手がヨーロッパに行くのは(世界的に見て)ノーマルな潮流です。誰かが移籍すれば、そこを埋めるようにしなければいけません」

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 同時進行で世界中のクラブが動いている。そのなかで獲得可能なタレントをすぐリストアップし、仲介人やクラブとの接触を図る。指揮官は迅速に対応できる体制の重要性を強調していた。