スティーブ・ホランド氏が横浜FMの監督就任へ「合意」。英国メディア報じる
EURO2024でのイングランド代表のホランド氏(左)とサウスゲート監督。(Photo by Dan Mullan/Getty Images)
イングランド代表で長年アシスタントコーチを務める。
サッカー・イングランド代表のガレス・サウスゲート前監督のもとでアシスタントコーチを務めてきたスティーブ・ホランド氏(Steve Holland)が2025シーズン、J1リーグ横浜F・マリノスの監督に就任することで「合意」に至ったようだ。現地メディア『ミラー』が11月20日に報じた。
ホランド氏は22歳から指導者の道へ進み、2007-08シーズンには当時実質3部だったクルー・アレクサンドラを率いている(22チーム中22位)。2011年からはチェルシーFCのアシスタントコーチを務め、2013年からFA入り。2016年からサウスゲート前監督のもと、イングランド代表のアシスタントコーチを担い、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)でのベスト4、2020年のEUROでの準優勝などに貢献してきた。
監督を務めるのは二回目。今回『ミラー』は「サウスゲートの長年のアシスタントコーチであったスティーブ・ホランドが、シティ・フットボール・グループが一部所有する日本の横浜F・マリノスの監督に就任することに合意した」と報じた。
横浜FMがJ1リーグで2試合を残してリーグ9位と低迷している現状などにも触れる。現トッテナム・ホットスパーFCのアンジェ・ポステコグルー監督(2018年から2021年途中まで横浜FMを率いて、19年にリーグ制覇)のようなインパクトをもたらすことがホランドには期待されている」と紹介している。
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ホランド氏は他に、アンドレ・ビラス・ボアス、ロベルト・ディ・マッテオ、ラファエル・ベニテス、ジョゼ・モウリーニョ、フース・ヒディンク、アントニオ・コンテのもとで、アシスタントコーチを務めている。