「本当に勇敢なサッカー」ポステコグルー監督のトッテナム、プレミアリーグ首位浮上

元イングランド代表も「ファンは次の試合を見に来るのを楽しみにしている」と絶賛。

　元横浜F・マリノス指揮官であるアンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナム・ホットスパーFCがホームでフラムFCに2-0の勝利を収めて、イングランド・プレミアリーグで首位に浮上した。9節を終えて7勝2分の勝点23で、王者マンチェスター・シティとアーセナルFCを2ポイント上回った。開幕からの9試合無敗はクラブ史上初めて。

　CF起用がハマる韓国代表FWソン・フンミン、トップ下のイングランド代表MFジェームズ・マディソンがゴールを奪取。攻め切っての勝利を収めた。

『BBC』によると、『スカイ』では、コメンテーターの元イングランド代表ジェイミー・キャラガー氏が「トッテナムは本当に勇敢なサッカーをしている。ファンはもう一度試合を見に来るのを、とても楽しみにしている」と絶賛している。

「多くのスパーズのファンは、タイトル獲得に決して夢中になりすぎていない。スパーズが長い間、苦労してきたことだが、そのプレースタイルによって、興奮を取り戻している。来季のチャンピオンズリーグ出場を望んでいるでしょう」

　アントニオ・コンテの守備的なスタイルはあまりファンに受け入れられなかった。一方、ポステコグルー監督は早くもスパーズファンの心を掴み、スタジアムにも一体感が生み出されている。

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　そのポステコグルー監督はフラム戦のあと後半45分間について「最悪だった」と指摘。「ここに座って『はい、私たちは素晴らしいチームです』と言うのは簡単なことです。私たちは改善しなければならず、それを確実に行うのが私の義務です。もっとより良くなるし、彼らはそれが必ずできます」と、決して満足していなかった。

　スパーズは今週末、クリスタル・パレスFCとアウェーで対戦する。