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【移籍】「ギブアップ」ボタフォゴが横浜FMのJ得点王アンデルソン・ロペスの獲得をあきらめる

横浜FMのアンデルソン・ロペス。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

他のストライカーへ切り替えか。

 ブラジル・セリエA(1部)のボタフォゴFRがJ1リーグ2年連続得点王の横浜F・マリノスFWアンデルソン・ロペス(Anderson Lopes)の獲得へ二度目のオファーを提示したものの、横浜FMから1月21日までに拒否されたという。ボタフォゴはさらに三度目のオファーを準備していると言われたが、22日までに他のストライカー獲得へ切り替え、アンロペ補強策はあきらめたと現地メディアが報じた。

 アンデルソン・ロペスはすでに横浜FMと2025シーズンの契約を更新。しかし1月17日までにボタフォゴと「個人合意」に至り、クラブ間交渉に移ったとブラジルでレポートされていた。

 そして『グローボ』ラジオによると、22日までに、ボタフォゴはアンデルソン・ロペスの補強策を「除外した」と伝えた。他のアタッカーの補強策にプランを切り替えたということだ。他のブラジルメディアも「アンデルソン・ロペスについては『ギブアップした』」と伝えている。

 現地メディアによると、“チキーニョ”フランシスコ・ソアレス(Tiquinho Soares)のサントスFCへの移籍に伴い、ボタフォゴは以前から注目していたロペス獲得へ移籍金200万ドル(約3億1000万円)のオファーを提示。しかし、横浜FMはすぐに拒否したそうだ。

 報道では、横浜FMは2023年・24年と2年連続得点王になった31歳のアンデルソン・ロペスには500万ドル(約7億7000万円)、あるいは10億円の移籍金(違約金)を設定していると言われる。

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 横浜FMとしては、まだ予断は許さないものの、ひとまずこの騒動はここで一旦落ち着きそうだ。