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【鹿島】鈴木優磨「禊は終了しました」。でも12/8ホームでの最終節・町田戦で決めてくれ!

鈴木優磨。。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

今季チーム最多14得点も、カシマスタジアムでは5月の東京V戦が最後に。

[J1 38節]鹿島 – 町田/2024年12月8日14:00/県立カシマサッカースタジアム

 鹿島アントラーズのFW鈴木優磨が11月30日に行われたアウェーでのJ1リーグ37節のセレッソ大阪戦、柴崎岳のクロスに合わせる左足の痺れるボレー弾を突き刺して、2-0の勝利に大きく貢献した。

 鈴木はその試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「危ないシーンもありましたが無失点で終えられて良かったです。押し込まれる時間帯のほうが長かったですが、いい時間帯に点を取れて勝つことができました」と試合を振り返った。そしてそのあと、自身のゴールについて「適当に打ったら入りました。あまりあのようなのを決めたことがないので、リラックスして、肩の力を抜いて打つことができました」と謙虚に語った。

 また出場停止明けでの一発だと問われると、鹿島のエースは「退場して非常に反省しました。今日点を取って勝たせたら、禊は終わりだと思っていたので、やっと禊が終わったと言えます。禊は終了しました」と語り、話題を集めた。

 そして12月8日のホームで迎える最終節のFC町田ゼルビア戦に向けて、「いい形で迎えられると思うので、必ず勝ちたいと思います。たくさんのサポーターに集まってもらいたいです」と、鹿島のファン・サポーターに呼び掛けた。

 鈴木のリーグ戦のホームでのゴールは、6月30日の横浜F・マリノス戦(〇3-2)まで遡る。この一戦は国立競技場だった。カシマスタジアムとなると5月12日の東京ヴェルディ戦(△3-3)、チームを勝利に導いた一撃になると実に今季ファーストゴールだった3月17日の川崎フロンターレ戦(〇2-1)まで遡る。

 鹿島は最終節のカシマスタジアムでの町田戦で引き分けか勝てば、ガンバ大阪の結果によるものの、AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2の出場権を得る可能性を残す4位に食い込める。逆転優勝への望みを残す強力な守備を武器とする町田を相手に、鈴木に懸かる期待は大きい。

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 禊は終了した。ただ鈴木優磨がゴールを決めてホームに歓喜をもたらすその瞬間を、多くの人が待ち望んでいる。