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【移籍】浦和の噂はデマ、元ブラジル代表オスカルがサンパウロと3年契約を締結へ

上海上港のオスカル。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

アメリカ、中東のクラブからも関心を寄せられたが…。

 中国超級リーグ(1部)上海海港足球倶楽部に所属していた元ブラジル代表MFオスカル(Oscar)が2025シーズン、ブラジル・セリエA(1部)のサンパウロFCに移籍することで合意に至った。3年契約を締結する見込み。

 オスカルはイングランド・プレミアリーグのチェルシーFCでプレーしたあと、2017年から2024年まで実に8シーズンにわたって上海でプレー。しかし2025年の契約を更新せずにいた。

 そうしたなか、『UOL』によると、12月22日までに、サンパウロと仲介人の交渉を経て、弁護士による契約の詳細を確認する段階に入ったと伝えた。給与と契約期間3年(2027年12月まで)については基本合意に至っていて、詳細を詰めている。

 同メディアは「今月初めのクラブ会長のロンドン訪問は移籍を確実にするため、スタッフとの対話を強化することも目的の一つだった」と詳しく報じている。 

 また、現在33歳になった攻撃的ミッドフィルダーには、アメリカ(メジャーリーグサッカー)や中東のクラブからも問い合わせがあったそうだ。しかし「彼と家族の希望が重視され、個人的な理由からサンパウロが選ばれた」とレポートしている。

 AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で日本勢の前に立ちはだかってきた上海上港のエースが、ついにアジアを離れることになった。中国から、これでほぼ全てのスター級の選手がいなくなってしまった。

 名門サンパウロは2024シーズン、セリエAを6位でフィニッシュ。2025シーズンはタイトル奪還が目標となる。

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 また、SNSの匿名アカウントが浦和レッズも獲得を検討しているという情報を拡散していたというが、こちらは完全にデマだったようだ。