【鹿島】DF須貝英大が京都、清水にレンタル中のMF中村亮太朗は山形へ完全移籍
須貝英大 写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
須貝「与えてもらってばかりでチームを離れますが、学んだものを生かし、皆さんに少しでも何か与えられるようにこれからも全力で頑張っていきます」
J1リーグの鹿島アントラーズは12月27日、DF須貝英大(Hidehiro SUGAI)が京都サンガF.C.へ完全移籍することが決まったと発表した。また、清水エスパルスへ期限付き移籍していたMF中村亮太朗(Ryotaro NAKAMURA)は、モンテディオ山形へ完全移籍することも決定した。
二人はそれぞれ、次のようにアントラーズファミリーへ感謝を伝えている。
◎須貝英大
「このたび、京都サンガF.C.に移籍することを決断しました。これまで鹿島アントラーズから与えてもらったもの、学ばせてもらったものは数多くあります。初めてカシマスタジアムでプレーした時、スタジアム全体が揺れるような大きな声援を今でも鮮明に覚えています。
どんな日でも、どんな遠い場所でも選手のために声を枯らし、スタジアムを赤色に染め、熱い応援をしてくださる皆さん、どんな状況でも練習場に足を運んで声をかけてくださる皆さん、たくさんのアントラーズファミリーに助けられ、とても感謝しています。
しかしながら、タイトルを獲得できなかったこと、チームに貢献できなかったこと、ファン、サポーターの皆さん、そして、ともに戦った仲間には本当に申し訳なく思っています。
与えてもらってばかりでチームを離れますが、学んだものを生かし、皆さんに少しでも何か与えられるようにこれからも全力で頑張っていきます。鹿島アントラーズという素晴らしいチームでプレーできて、本当に良かったです。
これから対戦できることを楽しみにしていますし、またどこかで皆さんとお会いできたら嬉しいです。本当にありがとうございました」
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◎中村亮太朗
「選手として今の僕がいるのは、鹿島アントラーズでの経験が大きいと思っています。他のチームでは絶対にないものを間近で感じることができました。そして、素晴らしい出会いを与えてくれました。アントラーズでの出会いはこれからも大事にしていけたらと思います。チームは離れますが、それぞれのステージで良い結果が出せれば嬉しいです。ありがとうございました」