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【浦和】柴戸海が町田から復帰。阿部勇樹との『22番』を巡るストーリーを明かす

柴戸海 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARa

「1年間、外の世界へ出て得てきたものは大きいと思います。来シーズンは、22番に変更した時以上の覚悟を持って闘いたいと思います」

 J1リーグの浦和レッズは12月28日、MF柴戸海(Kai SHIBATO)が期限付き移籍していたFC町田ゼルビアから復帰すると発表した。

 29歳の柴戸は2024シーズン、町田でJ1リーグ22試合・1得点を記録し、チームの3位躍進に大きく貢献した。柴戸は「浦和のファン・サポーターのみなさまへ」と次のように熱く語っている。

「再び浦和レッズのユニフォームを着てプレーできる機会をいただき、感謝します。 1年前、出場機会を求めてFC町田ゼルビアへの期限付き移籍を決断しました。

 この期限付き移籍は、苦悩の選択でした。なぜなら、22番の背番号に変更し覚悟を持って闘うと決めた自分、認めてくれたクラブ、期待してくれたファン・サ ポーター、そして阿部勇樹さんを裏切ることになってしまうのではないかと考えていたからです。

 でもそんなときに、阿部さんから背番号をいただいた時にかけてもらった『海らしく頑張れ』という言葉を思い出しました。その言葉のおかげで心が軽くなったのを今でも覚えています。またこの背番号を付けて浦和レッズの選手として闘い、チームの勝利により貢献していくためには、何をすべきなのかを考え続けていました。

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 1年間、外の世界へ出て得てきたものは大きいと思います。来シーズンは、22番に変更した時以上の覚悟を持って闘いたいと思います。まずはケガをしっかり治して、1日でも早く埼玉スタジアムで再会できるのを楽しみにしています。 よろしくお願いします!」