試合後は両軍入り乱れ…珍しい数的優位を生かせずブライトンがエヴァートンに苦杯
エヴァートン戦で仕掛けるブライトンの三笘薫。. (Photo by Mike Hewitt/Getty Images)
被シュート3本、そのうちPK1本を決められて…。
[プレミアリーグ 23節] ブライトン 0-1 エヴァートン/2025年1月25日/アメックス・スタジアム
イングランド・プレミアリーグ23節、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCがエヴァートンFCに0-1で敗れ、公式戦4連勝を逃した。ブライトンのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF三笘薫(Kaoru MITOMA)は3試合連続でスタメンに名を連ねてフル出場。左SBペルビス・エストゥピニャンの欠場もあって、なかなか援護を得られなかった。
ブライトンが試合の主導権を握り、左SBに起用されたタリック・ランプティが再三にわたりインナーラップを仕掛ける。加えてトップ下起用のジョアン・ペドロも再び左寄りでプレーを試みる。ただし、エヴァートンがそもそも引き気味で対応していることもあって、結果的に、三笘の仕掛けるスペースが消されてしまう。
そんな三笘の窮屈なプレーに象徴されるように、ブライトンの選手はそれぞれが持ち味を出せず、フラストレーションを抱えたままプレーを続ける。すると42分、不用意なプレーから与えたPKをイリアン・エンジアイに決められてしまう。
85分頃には、交代枠は1枠残しているものの、すでに3度の交代回数を使い切っていたエヴァートンのオレル・マンガラが負傷で退く。しかもアディショナルタイムは10分間。珍しい形でブライトンが約15分間、数的優位で戦った。
それでもブライトンは最後まで攻め切れず……。試合終盤には三笘がヒザを痛めて倒れるシーンもあったが最後まで戦い切った。
シュート数はブライトン16本、エヴァートン3本。枠内は1本ずつ(エヴァートンはPKのみ)という展開で、デイビッド・モイーズ監督の就任したチームに苦杯を舐めた。エヴァートンは連勝に。
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試合後には両チームの選手、さらにスタッフが入り乱れて睨み合う事態に。ホームのブライトンが終始苛立ちを抱えたまま、不完全燃焼の1敗を喫した。