【湘南-鹿島】Jリーグ開幕戦へ決意! 鈴木章斗「『若さ』の走るところに注目を」、濃野公人「SBで二桁ゴール。アシストにもこだわる」
開幕戦での健闘を誓い合った湘南の鈴木章斗(左)と鹿島の濃野公人(右)。写真提供:Jリーグ
「2025 Jリーグ開幕イベント」で抱負を語る。
[J1 1節]湘南 – 鹿島/2025年2月15日15:00/レモンガススタジアム平塚
「2025 Jリーグ開幕イベント」が2月10日に都内で行われ、J1リーグ20チームの代表選手が集い(AFCアジア・チャンピオンズリーグ[ACL]に出場中の4チームは試合前のため不参加。ビデオ出演)、それぞれ健闘を誓い合った。
開幕で対戦する両チームの選手が登壇した第一部、湘南ベルマーレの新10番となったFW鈴木章斗(Akito SUZUKI)は鹿島とのホームでの一戦に向けて、「得点力のある選手が多い印象ですが、今年はチームとして無失点の試合を多くすることを意識しています。そういったところでも、すごく楽しみなゲームになると思っています」と抱負を語った。
一方、昨シーズン新人ながらベストイレブンに選ばれた鹿島アントラーズの濃野公人(Kimito NONO)は「アントラーズとしては、湘南さんのホームゲームでここ数年勝ててないのが現状で、それを払拭できるようにしっかり勝ちたいと思います」と、2021年以来の勝利を誓った。昨年9月には2-3の逆転負けを喫し、ランコ・ポポヴィッチ元監督の解任につながり優勝争いから遠のいた分岐点であり因縁のカードでもあり、まさにリベンジが期待される。
鈴木は「チーム自体も若くなり、湘南スタイルである”走る”ところに注目してもらいたいです」と、『若さ』を今季のポイントに上げた。そして新背番号の10番について、「チームから『9番』か『10番』どちらがいいかと聞かれ、『10番』にすることで自分にもプレッシャーをかけたいと思いました。見られ方が変わることで、いい刺激になるかなと選ばせてもらいました」と、その決意の舞台裏を明かした。
一方、プロ2年目の濃野は「二桁ゴール」を掲げ、「サイドバックだけれども点を取れるのが僕の特長だと思うので、昨年を越えていくために狙っていきたいです。鬼木さんが監督になり、より攻撃的なサッカーになっているので、得点のみならずアシストにもこだわっていきたいです」と、さらに攻撃的なスタイルで挑む覚悟だ。
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湘南-鹿島の一戦は2月15日15時から、レモンガススタジアム平塚で開催される。チケットは発売中だ。