「なぜ遠藤を出さないんだ」「もっと信頼すべき」海外ファン嘆く、リバプールがエヴァートンと痛恨ドロー
遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「ここで使われれば、本人のやる気にもつながったはず」
[プレミア 15節] エヴァートン 2-2 リバプール/2025年2月13日(現地12日)/グディソン・パーク
イングランド・プレミアリーグ延期分の15節、首位のリバプールFCがエヴァートンFCとのマージーサイド・ダービーで、アディショナルタイムに追い付かれて2-2で引き分けた。リバプールは直近のFAカップ4回戦でのプリマス・アーガイルFC戦の敗戦に続き、公式戦2試合連続勝利なしでやや足踏み状態となっている。
リバプールの遠藤航(Wataru ENDO)はベンチ入りしたものの、出場機会を得られなかった。
ベトに11分に先制ゴールを決められたものの、16分、モハメド・サラーのクロスからアレクシス・マック・アリスターが技ありジャンプヘッドで沈めて同点に。さらに73分、サラーがディフレクションのボールを冷静に決めて、今季22点目に伸ばし逆転に成功する。
それでも、この日もやや不安定は守備は続いた。90+8分、オフサイドぎりぎりから、ジェームス・ターコウスキーに豪快にシュートを叩き込まれて2-2に……。
試合終了直後には両チームの選手・スタッフが揉み合いになり、カーティス・ジョーンズとアブドゥライェ・ドゥクレにレッドカードも出された。
クローザー役の遠藤だが、最後まで出番はなし。こういう試合でこそ、試合を落ち着かせるために、ピッチに立つ姿を見たかったが……。
世界中にいるリバプールファンもSNSのエックスで、「なぜ遠藤を起用しないんだ」「ラスト10分、最後はジョッタではなく遠藤を投入すべきだった」「今日は監督の采配が悪かった。もっと遠藤を信頼すべきだ」「こうした試合でこそ遠藤が起用されないと。やる気につながるはずだ」など、遠藤を起用すべきだったという多くの声が見られた。
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それでもリバプールはしっかり首位をキープしている。ただアルネ・スロット監督が貫いてきた超攻撃的采配に、ここに来て一抹の不安も出てきている。