降格圏脱出のG大阪宮本恒靖監督「ポストにも助けられた」
ガンバ大阪の宮本恒靖監督。(C)SAKANOWA
電光石火の2ゴール! 終盤は2本のシュートがポスト直撃。
[J1 27節] 清水 1-2 G大阪/2018年9月21日/アイスタ
ガンバ大阪が電光石火の開始27秒での小野瀬康介のクロスからのオウンゴール、26分のファン・ウィジョ弾で2点先取に成功する。その後は反撃に転じた清水エスパルスに押し込まれたが、北川航也に決められた1失点に抑え、2-1で逃げ切った。
勝点3を獲得したG大阪は総勝点30に伸ばし、暫定ではあるものの14位に浮上。ついに降格圏を脱出した。
G大阪の宮本恒靖監督は試合後、「前半本当に良い入り方をして2-0で折り返せて、後半のなかで、もう1点を取りたかったですが、1点を取られたあとにかなり苦しい試合になりました。それでも本当に選手が集中し、ポストにも助けられて、勝点3が最大の目標だったので、結果に関しては良かったと思います」と振り返った。
アウェーチームが先制できたことで守備を固めたこともあったが、シュート数はG大阪の8本に対し清水は倍の16本。終盤、清水のシュートが2本ポストを叩くなど、運にも助けられた。
次節は9月29日、ホームで首位のサンフレッチェ広島と対戦する。指揮官は「3連勝というところで選手も自信を持って、強い相手が続くのでしっかり準備をして迎えて、連勝を続けたいと思います」と抱負。この勢いのまま、非常に注目を集める一戦となりそうだ。
文:サカノワ編集グループ