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【独メディア】「まるでメルヘンのよう」宮市亮復活のゴールに沸く!

『ビルト』紙の電子版は宮市のゴールシーンを紹介。(写真はスクリーンショット)

昨年5月21日以来の実戦復帰を決勝点で飾る。

[ブンデスリーガ2部 6節]インゴルシュタット 0-1 ザンクト・パウリ/2018年9月21日/アウディスポーツパーク

 ブンデスリーガ2部ザンクト・パウリのFW宮市亮が21日のインゴルシュタット戦、約1年4かぶりの復帰を果たすと、1-0の勝利をもたらす決勝ゴールを決めた。

 70分に交代出場した宮市は、82分にヘディングで今季初ゴールをたたき込み、これが決勝点に。二度目の前十字靭帯損傷を乗り越えて、昨年5月21日のボーフム戦(〇3-1)以来となる実戦のピッチに立った。

 ドイツ専門誌『キッカー』電子版は「マッチウィナー宮市亮『まるでメルヘンのよう』」と題して、宮市のこれまでの復活劇と試合後のコメントなどを紹介。

 宮市は「僕のカムバックできた試合で、勝利を収められてとても特別な気持ちです」というコメントを伝えた。さらに「数か月前にも負傷してプレーできなくなった。もしかすると、もうサッカーができないかと思ったこともある。復帰できて、勝利を収めることができた。まるでメルヘン(おとぎ話)のようですね」と、復活までの軌跡を振り返っている。

 また、ドイツ大衆紙『ビルト』電子版は「ザンクト・パウリが負の連鎖を断ち切る」と題して、宮市の写真とともに記事を掲載。ザンクト・パウリはリーグ3連敗、DFBカップを含めると公式戦4連敗中だった悪い流れを、宮市の一撃で断ち切ったことをレポートしている。

 チームメイト、スタッフ、そして遠路はるばる駆け付けたサポーターが宮市の復帰に歓喜した夜。ドイツにて不屈の魂で再ピッチに帰ってきた宮市が、ザンクト・パウリ巻き返しのキーマンとなりそうだ。

文:サカノワ編集グループ

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