伊藤洋輝がバイエルン初ゴール! フランクフルトとの上位対決でホームデビュー、CKから右足で決める

サカノワスタッフ

2025年2月24日

伊藤洋輝。写真：早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

4-0快勝! 負傷交代のキミッヒはやや心配。

[ブンデスリーガ 23節] バイエルン 4-0 フランクフルト/2025年2月24日（現地23日）/アリアンツアレーナ

　ドイツ・ブンデスリーガ23節、FCバイエルン・ミュンヘンのサッカー日本代表（SAMURAI BLUE）DF伊藤洋輝（Hiroki ITO）がアイントラハト・フランクフルトとの上位対決で、移籍後初ゴールを決めた。試合はホームのバイエルンが4-0で勝利を収め、首位をしっかりキープした。

　リーグトップに立つバイエルンと3位につけるフランクフルトによる注目の一戦に。負傷から復帰を遂げた伊藤は、念願のアリアンツ・アレーナでのホームデビューを果たす。

　立ち上がりはやや前のめりになるものの、時間が経過するごとに、周囲とも噛み合い出す。そして前にいるドイツ代表の『10番』レロイ・ザネとも徐々に連動していく。

　すると45＋2分、左サイドを打開し、ザネのスルーパスに抜け出したミカエル・オリーズがゴール! バイエルンが欲しかった先制点を奪う。

　そして68分、左コーナーキックから逆サイドにボールがこぼれると、そこにいたのが伊藤だ。バイエルンの21番は右足を投げ出して、ボールをねじ込んでみせた。伊藤にとっても今季公式戦初ゴールに。

　このあと63分、伊藤は交代に。カナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィス、さらにエースのイングランド代表FWハリー・ケインが投入されている。

　一方、これまで全試合フル出場を続けていたドイツ代表MFヨシュア・キミッヒが筋肉系のトラブルで交代を余儀なくされている。軽傷であることが願われるが……。

　バイエルンはさらにジャマル・ムシアラが圧巻の一度倒れながらも立ち上がっての一撃、さらに90＋2分にセルジュ・ニャブリが決めて、4-0の勝利を収めた。

　バイエルはこのあと伊藤の古巣であるVfBシュツットガルトとのアウェーゲーム、そしてバイエル・レバークーゼンとのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16の戦いに臨む。