【浦和】クラブW杯トロフィーが埼スタに登場、鈴木啓太氏「レッズが優勝して掲げてほしい」。元ブラジル代表GKジダ氏も来日。このあと一般公開へ
クラブW杯のトロフィーが世界ツアーで埼スタに登場。(左から)興梠慎三氏、鈴木啓太氏、ジダ氏、阿部勇樹氏。(C)SAKANOWA
ティファニー社製、今年6月アメリカ開催。リーベル、インテル、モンテレイと対戦へ。
今年6月にアメリカで新方式で初めて開催される「FIFAクラブワールドカップ・トロフィーツアー2025」のメディアカンファレンスが3月2日、埼玉スタジアムで行われ、クラブOBとFIFAレジェンドとして元ブラジル代表GKジダ氏が来日して、ティファニー社製の世界一の輝きを放つトロフィーが披露された。
登壇したのは、AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇を成し遂げている鈴木啓太氏、阿部勇樹氏、 興梠慎三氏、そして浦和の田口誠代表。 野村明弘氏が司会を務めた。
田口代表は冒頭、「世界の強豪32チームが集う大会で、アジア、そして日本を代表するチームとして出場できることに、大変な栄誉を感じるとともに身の引き締まる思いです」と語り、自身も前身となるトヨタカップ時代に国立競技場で五度観戦していて「どれだけすごい大会になるか分からない。今からワクワクしています」と期待を寄せた。
今大会には浦和のサポーター約5000人が訪れる予定とされ、「相当多い人数だとFIFAからも聞いています。心強い限りです」と胸を張り意欲を示した。
「浦和では110年前から、いち早く日本でサッカーが普及しています。浦和で強いチームを作る。その連綿とした思いが浦和レッズにつながっています。アメリカの地で、先人たちの想いを胸に、サポーターの皆さんの熱烈なサポートを背中に受けて、浦和の誇りを持って戦います。世界の強豪に一つでも多く勝ち、浦和の街の印象を世界中に広めたいです」
このあとティファニー社とFIFAが共同で作成したトロフィーがお披露目された。
鈴木氏はその輝きを目の前にして、「これを浦和レッズが掲げてほしいと思いました」と期待した。
そしてジダ氏は「日本では様々な特別な思い出があります。クラブW杯優勝、ブラジルでもW杯優勝を経験しています。こうした偉大な大会に貢献できることを嬉しく思います。(トロフィーを前にして)シンプルに見えて複雑な構造で出来ていて、この大会にふさわしいトロフィーだと思います」と笑顔を浮かべた。
クラブW杯は今大会から4年に一度の開催となり、各大陸のトーナメントを制した世界の代表32チームが集う。アジア(AFC)出場は4枠で、2023年のAFCアジア・チャンピオンズリーグを制した浦和が日本からは唯一出場を決めている。年に一度開催されてきた大会を含めると、浦和は通算四度目の参戦になる。
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浦和はグループステージで、アルゼンチン1部リーベル・プレート、イタリア・セリエAのインテル・ミラノ、メキシコ1部(リーガMX)のCFモンテレイと対戦する。