【浦和】「アドレナリンが出ていたから大丈夫」ボザようやく初勝利、唯一ユニ姿で『We are Diamonds』を歌う。GK西川周作の200試合無失点も喜ぶ
浦和のダニーロ・ボザ。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
「少しでも力になれて嬉しい」。次節は鹿島の強力2トップと対決。
[J1 5節] 浦和 1–0 岡山/2025年3月8日14:00/埼玉スタジアム2002
J1リーグ5節、浦和レッズがチアゴ・サンタナのゴールで、ファジアーノ岡山に1-0の勝利を収め、今季初の勝点3を手に入れた。これで1勝2分2敗とし、暫定13位に浮上した。
センターバックのダニーロ・ボザにとって、待望のレッズでの初勝利に。フル出場を果たした26歳のブラジル人DFは試合後、「勇気を持ってプレーしなければいけない。それが今週の練習からできていて、試合でも発揮できました。どのようにボールを奪っていくか、そこもとても良かったと思います。気持ちの入った勇気のあるプレーを見せられたと思います」と、ホームでの勝利を喜んだ。
そしてこの日、西川はJ1リーグ通算200試合の無失点記録を達成した。
「彼はピッチ内外でリーダー。安心してプレーできています。日本代表歴もある素晴らしいゴールキーパーで、おめでとうと言いたいですし、なかなか達成できない記録。一緒に戦ってまだ短いですが、少しでも彼の力になれて嬉しいです」
そのように祝福していた。
ちなみにサポーターとともに試合後、勝利の凱歌『We are Diamonds』を歌った際、寒風が吹くなか選手たちがベンチコートをまとっていたなか、唯一、赤いユニフォーム姿のままだった。
J1昇格組とはいえ江坂任やルカオといった岡山の難敵を90分間無失点に抑え切ったボザは、「ああ、全く気にしていませんでした。アドレナリンが出ていたからね大丈夫」と、笑顔を浮かべ勝利の喜びを噛み締めていた。
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浦和は次節3月16日、アウェーで鹿島アントラーズと対戦する。ボザが今度は、この日の柏レイソル戦でハットトリックを達成したレオ・セアラと鈴木優磨の強力2トップと対峙する。