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【鹿島】“ライコ”ミロサヴリェヴィッチ、京都戦でホームデビューなるか。ポポ監督とはセルビア時代「これまでで一番信頼関係を構築できた」

鹿島の“ライコ”ことラドミル・ミロサヴリェヴィッチ。(C)KASHIMA ANTLERS

「自分が育った街、これまでプレーしてきたクラブを一番いい形でプレゼンテーションするためには…」

 [J1 8節]鹿島 – 京都/2024年4月13日15:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズに加入したMFラドミル・ミロサヴリェヴィッチ(Radomir Milosavljevic、愛称:ライコ)が4月13日の京都サンガF.C.戦、果たしてホームデビューを果たすだろうか。7日のFC東京戦ではさっそく80分から途中出場しており、前所属のヴォイヴォディナ・ノヴィサドで一緒だったランコ・ポポヴィッチ監督の期待の高さもうかがえた。

 31歳のセルビア人ミッドフィルダーが4月1日に行った記者会見の一問一答のパートを紹介しよう。

――ディフェンシブなボランチが主戦場で、左MFにも対応。鹿島のトレーニングで心掛けていたことは?

チームメイトが温かく迎えてくれました。チームメイトに積極的に聞いてコミュニケーションを取ろうとしています。いち早く、チームメイトの性格や特長を掴むのはプレーするうえで大切なことです」

――サッカー面でセルビアとの一番の違いは?

「スピード感は日本のほうがあります。寄せのスピード、アジリティのスピード……そのプレースピードにアジャスト(適応)していきたいです」

――前所属のヴォイヴォディナ・ノヴィサドで一緒だったポポヴィッチ監督は「良い関係を築いていた」と話していました。ライコ選手も数多くの監督のもとプレーしたと思いますが、ポポヴィッチ監督との関係性は?

「様々な監督と仕事をしてきましたが、ポポヴィッチ監督とはこれまでで一番、相性が合いました。監督が求めているサッカーと自分の特長が合致していましたし、監督の熱量、人間としての素晴らしさも感じます。これまでの監督のなかで誰よりも信頼関係を構築できました」

――日本ではセルビアと言えば、セルビア出身であり元ユーゴスラビア代表のドラガン・ストイコヴィッチさんが最も有名な一人に挙げられます。

「ストイコヴィッチさんの存在があり、セルビアでは名古屋グランパスが最も有名で、多くの人に知られています。(日本のサッカーは)セルビア国内でも良い評判で、運動量があって、テクニックに優れた選手が多い印象です」

記者会見 vol.1【鹿島】”ライコ”ラドミル・ミロサヴリェヴィッチが記者会見で決意。『KASHIMA』に強い関心を示したポポヴィッチ監督との面談

――セルビアに活躍ぶりが伝わることが楽しみですね!

「自分が育った街(出身はFKムラドスト・ルチャニ)、これまでプレーしてきたクラブを一番いい形でプレゼンテーションするためには、私が良いプレー、良い振る舞いをすることだと思います。セルビアには良い選手がたくさんいます。そうした選手が、日本のクラブから興味を持ってもらえるようなプレーを見せていきたいです」