【新潟-鹿島】鈴木優磨が先制、エウベルのアシスト! しかしマテウス・モラエスJ初ゴールで追い付く
鹿島の鈴木優磨。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
ポゼッションで上回るアルビ優勢――。
[J1 27節] 新潟 – 鹿島/2025年8月23日19:03/デンカビッグスワンスタジアム
J1リーグ27節、アルビレックス新潟 対 鹿島アントラーズの一戦、鹿島がエウベルのアシストから鈴木優磨のゴールで先制に成功した。しかしそのあと、マテウス・モラエスのJリーグ初ゴールで、新潟も追い付いている。前半は1-1で折り返している。
立ち上がりは鹿島が猛烈なプレスで襲い掛かる。受け身になった新潟を押し込み、早々の4分、芝生の状態の悪いゴール前の連係ミスを突くことに成功。インターセプトしたエウベルのパスを鈴木が冷静に沈めて、アウェーチームが先制に成功する。
そのあと鹿島の勢いが落ち着くと、今度は新潟が鹿島の最終ラインと中盤の空いたペースで起点を作っていく。ポゼッション率でも大きく上回っていく。
すると17分、鹿島のバックパスのミスを見逃さず、ブーダがシュート。GK早川友基が弾いたところを、新潟で2試合目の出場となるマテウス・モラエスが詰めて、価値ある同点弾を叩き込んだ。
試合はその後、新潟が上手くサイドを攻略し続けている。しかしカウンターなどいい形を作るものの、ファイナルサードでのパスを含め精度を欠いている。
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それに対し鹿島も前線の個を生かしたカウンターやセットプレーからチャンスを作る展開となっている。