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【移籍】リバプール、アーセナル、マンU、R・マドリード、バルセロナ…ドイツ代表司令塔キミッヒの状況整理。しかし本命は…

バイエルンのヨシュア・キミッヒ。(C)Midori Ikenouchi

バイエルンがオファーを取り下げたと報じられたが…。

 今季2024-25シーズンで契約満了を迎えるドイツ・ブンデスリーガ1部FCバイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表MFヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)の新シーズンに向けた去就が注目を集めている。これまでの状況を整理したい。

 このまま行くと、フリートランスファーでの獲得が可能になる。そのため、数多くのクラブが関心を示している。

 これまで挙がっているのは、イングランド・プレミアリーグのリバプールFC、アーセナルFC、マンチェスター・ユナイテッド、スペイン1部レアル・マドリード、FCバルセロナ、そしてイタリア・セリエAのインテル・ミラノ――。いずれもメガクラブであるが、より高額なサラリーを支払えるのは、プレミア勢とマドリードか。ただし、マドリードに関しては、最近ほとんど噂が聞かれずにいる。

『スカイ』が2月下旬に報じた、「アーセナルがキミッヒの代理人(仲介人)と接触した」というのが最近では最も具体的な動きか。3月に入り動きが報じられたインテルだが、バイエルンが出した延長オファーの「28パーセント」の額にとどまっているいうことだ。

 すると『マルカ』は3月10日、バイエルン残留が最も有力視されると報じた。キミッヒ自身もスペインの番組で、「(バイエルンからの)オファーが撤回されたと報じられたが、私はそう思っていない」と答えている。

 また、これまでキミッヒが契約交渉で“後回し”になっていたのには、バイエルンとキミッヒ側の両者にとって理由があったと言われる。

『ビルド』によると、バイエルンはまずアルフォンソ・デイヴィス、ジャマル・ムシアラと、若手の契約更新を優先してきた。ただ、その額を基準に、ある意味“とり”でキミッヒ側と話し合いが行われると報じていた。

 30歳の司令塔キミッヒ側は、ムシアラらと同レベルのサラリーを希望しているという。それに加えて、契約年数などもポイントになってくることになる。

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 ただ、キミッヒも他クラブから話が来ていることも認めている。基本線はバイエルン続投のようである。しかも、このあとのウインターマッチウィーク中にも、話し合いが行われる可能性を認めている。果たして……!?