バルサ、パリSG…レアル参戦!?久保建英獲得報道の信ぴょう性は?
FC東京の久保建英。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
スペイン大手スポーツ紙が報じる。強化責任者の頭に「タケ」がインプットされたのは事実か。
[J1 7節] FC東京 – 鹿島/2019年4月14日/味の素スタジアム
スペイン最古の大手スポーツ紙『ムンド・デポルティーボ』が4月12日、エドゥ・ポロ記者の署名記事で「レアル・マドリーがレアル復帰予定のタケにアタック」と題し、FC東京からバルセロナに移籍することが濃厚と伝えられてきた久保建英にレアルが関心を示していると伝えた。
記事では、これまで報じられてきたように、久保がFIFAの規定によりバルセロナのカンテラから日本に帰国、FC東京に2015年から在籍してきたが、間もなく18歳の誕生日を迎え、自由に移籍が可能になるという状況を説明している。
そのうえで、「タケサイドはバルセロナの担当者と常に連絡を取り合っている」「パリ・サンジェルマンも獲得のサインを狙っているクラブの一つ」などとも伝える。基本的には”バルサ復帰”で話が進んでいることを前提にした記事になっている。
そのなかで、「レアル・マドリーのゼネラルマネジャーであるホセ・アンヘル・サンチェスも彼とサインを交わそうとしている。ただタケの代理人は現在バルセロナにいる」と、レアルの強化責任者の名前を挙げて、そこに加わり”狙っている”と報じているのだ。
とはいえ、この記事に彼をはじめレアル関係者のコメントは掲載されておらず、どこまで具体的かは分からない。とはいえ、ホセ・アンヘル・サンチェス氏の名前を挙げていることから、この強化責任者の頭に「Takefusa KUBO」の名前がインプットされているのは事実と見ていいようだ。
この報道を受けて、スペインの他のメディアでも久保をニュースに取り上げている。左利きのアタッカーであり、最近の活躍ぶりから「メッシを彷彿させる」などと伝えている媒体もあった。
Jリーグでの活躍により、久保がスペインでも話題の人物になりつつある。U-20日本代表として出場が濃厚とされる5月23日から開催されるポーランドU-20ワールドカップでの活躍ぶりによっては、さらに注目を集めそうだ。
文:サカノワ編集グループ