【移籍】バイエルンが三笘薫を獲得へ。違約金73億円、「ウイング」補強ポイントでリストアップ
日本代表での三笘薫。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
コマン、ニャブリ、ザネと3人の主力ウインガーに移籍の噂。一方、ブライトンは…。
ドイツ・ブンデスリーガ1部FCバイエルン・ミュンヘンが2025-26シーズンに向けて、「ウイング」を補強ポイントの一つに掲げている。そしてイングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属するサッカー日本代表の三笘薫(Kaoru MITOMA)を、新戦力候補の一人に挙げている。
バイエルンでは、左サイドを主戦場にするフランス代表キングスレイ・コマン(2027年まで契約)、ドイツ代表セルジュ・ニャブリ(同26年まで)が活躍しているが、いずれも今シーズン限りで移籍する噂が出ている。
さらに右サイドを主戦場に左サイドにも対応できるドイツ代表リロイ・ザネには、プレミアリーグの複数クラブが獲得に向けて接近。ザネは新加入のミカエル・オリーズとポジションを争ってきたが、ここに来て、ボールを収められてクロス精度も高い23歳のオリーズがフィットするとともに急激に評価を高め、レギュラーの地位を確保しつつある。
ザネは負傷の影響もありコンディションに波もあり、より輝きを放てるチームもありそうである。一方、バイエルンは減俸提示の延長オファーを出していると現地で報じられてきた。
いずれにせよ2-3人のサイドアタッカーが抜ける可能性があるバイエルンは、これまでアトレチコ・マドリードのニコ・ウィリアムズらをリストアップしていると言われてきた。
さらに――。『ビルド』のポッドキャストであるバイエルン・インサイダーでは、三笘が新戦力候補として浮上しているとレポートしている。移籍金(違約金)は4500万ユーロ(約73億円)という。
健全経営のバイエルンとしては、二人あるいはどちらかの売却、そしてザネの年俸を抑えられれば……。三笘を十分に獲得に値するタレントと見込んでいることが分かる。
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一方、『スカイ』などによると、ブライトンはエース級である三笘と現在結んでいる2027年6月までの契約を、さらに2030年6月(2029-30シーズン)まで延長したい意向だ。今年28歳になる日本人ウインガーをチームの顔として確保したうえで、プレミアリーグ上位で戦ったいくための戦略を立てたい考えだ。