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「山は動いた」日枝久氏のフジ取締役退任でホリエモンこと堀江貴文氏が解説

堀江貴文さん。(C)SAKANOWA

ユーチューブの『ホリエモンチャンネル』で動画公開、「本気で経営改革できる経営陣が選ばれるのではないでしょうか」。

 株式会社フジ・メディア・ホールディングスは3月27日の取締役会で、子会社である株式会社フジテレビジョンのコンプライアンスなどの問題を受け、役員体制の刷新案を発表した。株主総会での可決により承認される。取締役相談役の日枝久氏らが退任する。また、一報道によると、日枝氏はフジサンケイグループの代表職も退く考えだという。

 この発表を受けて、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏は同日、ユーチューブの『ホリエモンチャンネル』で、「日枝久さんがフジ・メディアHD取締役相談役を退任する件について解説します」と題した動画を公開。1日で30万人以上に視聴されるなど注目を集めている。

 堀江氏は「40年間トップに君臨した日枝氏が退任される予定ということで、山が動いた」と興奮気味に話す。この発表を受けて、同社の株価は一気に値を上げている。

「日枝さんがいなくなれば、少しは会社が良くなるのではないかと。元総務省OBとか日枝さんが呼んだとも思えるような社外取締役もみんな辞めると」

 一方、同社に対する巨額の株主代表訴訟も起きたという。そうした様々な反応を受けて、堀江氏は「古い前の取締役が留任するのはなかなか難しくなったのかなと思います」と見る。

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 また、こうした訴訟を起こされると「取締役のなり手も少なくなっていく」と課題を挙げる。そのうえでホリエモンは「本気で経営改革できる株主が選んだ外部の経営陣が支持される公算がより高くなり、それを期待して株価は上がっているのではないでしょうか」と展望した。