鎌田大地のパレス グラスナー監督、トッテナム ポステコグルー後任候補に
グラスナー監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
EL敗退が決まった場合は解任も!? 最有力候補は…。
イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCが、水面下でアンジェ・ポステコグルー監督(Ange Postecoglou)の後任の人選を進めているという。
ポステコグルー監督のもと2シーズン目を迎えるスパーズだが、今季これまでリーグ15位と低迷。勝ち残っているUEFAヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝、アイントラハト・フランクフルト戦(第1戦は1-1)で敗れれば、監督解任もあり得るのではないかと現地で噂されている。
『フットボール・インサイダー』はこのほど、同じプレミアリーグのクリスタル・パレスFCを率いるオーストリア人のオリバー・グラスナー監督(Oliver Glasner)が候補の一人に挙がっていると報じた。トッテナムとマンチェスター・ユナイテッドでマネージャーを務めたミック・ブラウン氏が語ったという。
トッテナムの来季2025-26シーズンの目標は、このまま行くとヨーロッパカップ戦への復帰となる。グラスナー監督はフランクフルトでEL制覇を成し遂げていて、さらにパレスを率いてプレミアリーグの戦いを熟知している点も評価されている。「その安定したメンタルの持ち主であること」もプラス材料だ。
グラスナー監督はクリスタル・パレスと2026年6月まで契約を結んでいる。上位進出を目指すためにも、より一層の戦力補強を希望している。
そこでトッテナムは資金的なサポートを約束することで、50歳の指揮官を迎えたいというのだ。
ただし、スパーズが最も希望している“有力候補”は、AFCボーンマスを率いるスペイン人のアンドニ・イラオラと言われる。同メディアは「ダニエル・レヴィ会長は後任候補の選定を始めていて、プレミアリーグと欧州各国リーグから数名の候補をリストアップしている」と伝えている。
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サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の鎌田大地とはフランクフルト、クリスタル・パレスでともに戦ってきたグラスナー監督だが、やや生真面目と言われる。ある意味、トッテナムの歴代指揮官と共通するところはあるが、果たして……。