フジ取締役案、人数足りず! 背景に中居正広さん問題? ホリエモン「打つ手が限られる」
堀江貴文さん。(C)SAKANOWA
6月25日に有明アリーナで株主総会。
再建に向けて動き出した株式会社フジ・メディア・ホールディングス(フジHD)の取締役会が5月16日に行われ、新たな取締役の候補者について、大株主のダルトン・インベストメンツの出した12人の案に反対し、親会社側の11人の人事案を株主総会で提案することを決めた。同社公式サイトで詳細について公表されている。
旧役員が大幅に退き、親会社は当初7人しか取締役候補を擁立できなかったという。そこから4人が追加されたが、定められている12人には達しなかった。しかも大株主のファンド側と現状では敵対する形になっている。
ライブドア代表時にフジテレビ(ニッポン放送株)買収にも動いた実業家のホリエモンこと堀江貴文氏は同日、ユーチューブの『ホリエモンチャンネル』でこの件について、「フジメディアHDの取締役候補について解説します」と題した動画を公開。詳しく語っている。
本社側の人事案は12人に達しなかった。堀江氏は「今は(取締役も)変なことができない」として、引き受けたいという人が限定的なのではないかと見ていた。
その背景として、中居正広さんの最近の第三者委員会発表への“反論”により、「泥仕合」になった問題を上げる。フジHD経営陣からすると「この件は、にっちもさっちもいかない」「打つ手も限られる」という状況のため、親会社側の期待するような担い手を集めることが難しいのではないかと見ていた。堀江氏は完全な外部から、経営陣を迎え入れるのが得策ではないかと語っている。
その堀江氏は一株主として株主総会に出席予定だという。そして「プレッシャーをかけ続けて、『こんな感じのフジテレビになってほしいです』と言い続けます」として、それが経営陣の耳に届き、改革が進んでいくことを期待していた。
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フジHDの株主総会は6月25日(火)、有明アリーナで行われることが発表されている。