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【移籍】三笘薫と久保建英の“ライバル”、バイエルン新戦力に再浮上「レオンはミランを退団したい」

久保建英 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

いずれも、いまだオファーには至らず。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部FCバイエルン・ミュンヘンが今夏の移籍マーケットで、ウインガーの補強を画策している。

 ドイツ代表レロイ・ザネの退団が濃厚で、さらにフランス代表キングスレイ・コマンにも移籍の噂がある。ドイツ代表フロリアン・ヴィルツを逃したなか、この欧州トップの代表クラスのアタッカー陣が揃う層の厚さが武器だっただけに、ヴァンサン・コンパニ監督のもと、むしろ戦力アップできるぐらいのタレントを狙っている。

 当初は6月のクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)までに補強したい意向だった。ただザネのオペレーションも済んでいないため、このタイミングでの補強はないか。

 そうしたなか、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCの三笘薫(Kaoru MITOMA)、レアル・ソシエダの久保建英(Takefusa KUBO)と日本代表のダブル・エースがリストアップされてきた。現地メディアによると、いずれもクラブと仲介人やエージェント事務所が話し合いの場がすでに設けられてきたということだ。ただし、いずれも具体的なオファーには至らずにいる。

 さらに――。ポルトガル代表ラファエル・レオン(Rafael Leao)も候補に挙がっていたが、所属するACミランが放出を拒否したと報じられてきた。ところが、『スカイ』によると、レオン自身は6シーズン過ごしたミラノからの旅立ちを希望しているという。25歳の左ウインガーはメガクラブの一つであるバイエルンでの挑戦を希望しているということで、再び移籍の可能性が浮上している。

 ミランはレオンに7000万ユーロ(約115億円)と、かなり高額な移籍金を設定していると言われる。そのあたりの妥協点を見出せるかどうかもポイントになりそうだ。

 他にもイングランド・プレミアリーグ リバプールFCのオランダ代表コーディ・ガクポ(Cody Gakpo)もリストアップされている。

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 三笘、久保いずれも候補に挙がっているのは事実のようだ。机の上に、カードが出揃ったという状況か。そのライバルも実力派である。