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久保建英がマジョルカ移籍へ。レアル・マドリードから期限付き1年、買取オプションなし。東京五輪日本代表で3ゴール!

久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

レアル・ソシエダも候補だったが7日に決断。現地スペインで報じられる。

 スペイン1部レアル・マドリードに保有権がある東京オリンピック日本代表(U-24日本代表)のMF久保建英が、RCDマジョルカで2年ぶりにプレーすることが決定的となった。

 久保はスペインにわたって3シーズン目を迎える。これまではレアル・ソシエダとマジョルカ、あるいはレアル・バリャドリード、さらにスペイン国外のクラブチームが久保獲得を検討していると言われてきた。一方、レアル・マドリードでの挑戦も検討されてきたが、EU圏外の外国籍選手枠が埋まっていて、結局この夏までに解決せず。久保は再びレンタル移籍を選択することとなった。

 そうしたなか、『アス』『ゴール・エスパニョール』によると、東京五輪日本代表が3位決定戦メキシコ戦(●1-3)で敗れた翌日の8月7日、久保サイドはレアル・マドリードに対し、「マジョルカを選択したい」と伝えたという。そしてマドリードは9日にその判断について了承した。 

 この移籍で、買取オプションはつかない。また、レアル・マドリードはレンタルフィーや年俸など総額600万ユーロ(約7億7000万円)を希望しているが、50万ユーロほど減額される見込みだという。

 マジョルカは、久保がスペインに渡った2019-20シーズン、レアル・マドリードからのレンタルで1年目にプレーしたチーム。17歳から18歳にかけて主力としてリーグ35試合・4ゴールを記録したが、チームは2部降格に。しかし昨季は中国でも指揮経験のあるルイス・ガルシア監督のもと、2部リーグ2位で1年での1部復帰を果たしてみせた。

 この東京五輪では全6試合で先発出場し、グループステージの3戦連続でゴールを決めてみせた。やはり、その能力は秀でている。

 マジョルカは8月14日(日本時間15日2:30)のスペインリーグ開幕戦、レアル・ベティスとホームで対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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