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【鹿島 4-0 群馬】鈴木優磨がプロ初のハットトリック! 後半出場でヘッド2発&チャヴリッチ アシスト弾

ハットトリックを達成した鹿島の鈴木優磨(左)。写真:手塚大介/(C)Daisuke TEZUKA

DF二人をなぎ倒す驚愕ジャンプヘッダーでザスパを打ち砕く。

[天皇杯 2回戦] 鹿島 4–0 群馬/2025年6月11日19:00/カシマスタジアム

 鹿島アントラーズの鈴木優磨がザスパ群馬との天皇杯2回戦、後半開始から途中出場するとヘッド2発とチャヴリッチのアシスト弾で、プロ初となるハットトリックを達成した。試合は鹿島が4-0で快勝を収めた。

 鹿島は立ち上がり、群馬のアグレッシブな戦いにやや苦労する。それでも36分、バックパスが直接ゴールに決まるオウンゴールにより先制に成功する。

 そして鹿島の鬼木達監督は後半開始からエースの鈴木を投入。この一手が効き、50分、右サイドを打開した松村優太のファーサイドへのクロスに、鈴木がジャンプヘッド! 完全に競り勝ち、なんと群馬ディフェンダー2人を(ノーファウルの正当なプレーで)なぎ倒し、豪快にゴールをこじ開けてみせた。群馬のメンタルをへし折る一撃になった。

 さらに5分後、樋口雄太のコーナーキックに再びヘッドで合わせて自身2点目。後半立ち上がりに、チームは3-0とリードを広げた。

 さらに86分、カウンターで抜け出したチャヴリッチが左サイドを打開。右足に持ち直したクロスに、ファーサイドから詰めてフリーとなっていた鈴木が合わせて、無人のゴールネットを揺らして見事ハットトリックを達成した。

 鈴木のハットトリックはプロ初だ。

 試合はこのまま鹿島が4-0の快勝を収めて、3回戦へコマを進めた。

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