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【浦和】セルヒオ・ラモスとの対決へ「2年前に対戦したパリSGの時より状態が良さそう」西川周作・金子拓郎・安居海渡が語る攻略法とは?

(左から)長沼洋一、松尾佑介、安居海渡、金子拓郎。(C)URAWA REDS

インテル戦ではCKから滞空時間の長いジャンプヘッド弾、安居「2試合連続でセットプレーから決められている」と警戒。

 [米国 クラブW杯 GS E組 3節] 浦和 – モンテレイ/2025年6月26日10:00(現地25日18:00)/ローズボウル(ロスアンゼルス)

 アメリカで開催中のクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)グループステージ(GS)第3戦、J1リーグ 浦和レッズが メキシコ1部(リーガMX) CFモンテレイと対戦する。

 すでにGS敗退の決まっている浦和だが、勝てば賞金200万ドル(約3億円)を獲得できる。対するモンテレイは勝てばGS突破の可能性がある(リーベル・プレート対インテル・ミラノ戦が引き分けの場合、2点差以上の勝利が必須)。

 キーマンになるのがレアル・マドリード、パリ・サンジェルマンで活躍した元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスだ。その背後を攻略できるか。またセットプレーでの攻撃を止められるか。

 西川周作は次のようにラモス対策について語った。

「セルヒオ・ラモスとは2年前、パリ・サンジェルマンの一員として来日した時にプレーしています。その時よりも状態は良さそうですし、フォワードの選手も非常に力があり、10番の選手もすごく上手く遠めからシュートを打ってきます。経験のある選手がたくさんいるので、集中していないと、一発の隙を与えるとやられてしまうのではないかという危機感はあります」

 また金子拓郎は次のようにセルヒオ・ラモス攻略のポイントを語った。

「非常に経験があって、クオリティの高い選手だと思います。しかしサッカーは一人でやるスポーツではないので、自分たちの連係やコンビネーションから崩せるように、全員で頑張りたいです」

 安居海渡は「セットプレーから2試合連続でやられているので」と、インテル戦でコーナーキックから滞空時間の長いジャンプヘッドで、モンテレイの今大会唯一の得点を決めているセルヒオ・ラモスを警戒する選手に挙げる。

 これまでのセットプレーについて、「そこまでめちゃくちゃすごい当てられているというわけではないですが、今セットプレーからやられているのが現状で、そこはやらせたくないなというのはあります」と気を引き締める。

 さらにゲームの中ではトップ下の『10番』セルヒオ・カナレスについて、「ボールをかなり引き出していて厄介な動き出しをしていたので、そこをどう止めるのかは鍵になってくるのかなと思います」と警戒していた。

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 浦和は2連敗で最下位4位、GS敗退が決定している。一方、モンテレイは2試合連続で引き分けて勝点2で3位。勝てばGS突破の可能性がある。

西川周作ら浦和の選手たち。(C)URAWA REDS