サッカー中国代表「恥ずべき醜態」と自国メディア。韓国に大敗、次戦7/12日本代表と対戦
中国代表のデヤン・ジュルジェヴィッチ監督。写真:AP/アフロ
「歴代監督よりも直面する困難が多すぎる」
[東アジアE-1選手権 第2戦] 日本代表 – 中国代表/2025年7月12日19:24/龍仁ミルスタジアム
東アジアE-1選手権、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)は7月12日、中国代表と対戦する。初戦、日本は香港代表に6-1で勝利を収め、中国は韓国代表に0-3で敗れている。
中国は北中米ワールドカップ(W杯)アジア予選敗退を受けて、ブランコ・イバンコヴィッチ前監督が退任し、U-20中国代表を率いていたデヤン・ジュルジェヴィッチ氏がフル代表の指揮官に昇格した。
その初戦、中国は3失点を喫し、シュート数15本対5本、枠内ゼロと完敗に終わった。中国メディア『射門中国』は7月8日、この試合について「恥ずべき醜態」と中国代表の不甲斐ない戦いぶりを批判。最近の代表監督の初陣の結果を紹介し、その中でも酷い結果だったと首を捻っている。
ただ後半は何度か挽回できて、新指揮官が目指す背後を突く動き、パス3本ほどで打開する試みなどもできたとして、「監督の選手交代は狙いが明確だった」とも評価。一方で、「ジュルジェヴィッチ監督の戦術変更は確認できた。彼は中国代表監督にふさわしい人物かもしれないが、新監督が直面する様々な困難は、歴代監督よりもあまりに多すぎる」と、あまりに前途多難であると見ている。
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日本対中国戦は7月12日19時24分から行われる。そのあと15日に、日韓戦が組まれている。