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【移籍】ロサンゼルスFCがソン・フンミンの獲得へ「全力を尽くす」。1年“前倒し”で獲得も!?

トッテナムでのソン・フンミン。写真:ロイター/アフロ

トッテナムでは主力から外れる?

 アメリカ・カナダで展開されているメジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFCが、イングランド・プレミアリーグのトッテナムホットスパーFCに所属する韓国代表FWソン・フンミン(Son Heung Min)の獲得を検討している。

 ロサンゼルスFCがソン・フンミンに興味を示していることは、これまでも噂されてきた。そうしたなか『ジ・アスレチック』は7月24日、ロサンゼルスFCはこの韓国代表エースの獲得へ「全力を尽くす」というスタンスだとレポートした。

 ソン・フンミンとスパーズの契約は、あと1年で満了を迎える。当初、ロサンゼルスFCはフリートランスファーになったあとの獲得を目指していると言われてきた。

 しかしトーマス・フランク監督の就任したトッテナムでは、33歳のストライカーはスーパーサブ的な立ち位置になりそうだという。チームキャプテンであるが、昨季終盤はケガの影響もありベンチスタートが増えた。そうしたなかで悲願であったヨーロッパリーグ(EL)のタイトル獲得を成し遂げた。

 それだけに1年前倒しでの獲得の可能性も出てきたというのだ。ロサンゼルスFCはクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)に急きょ出場し、一気に約20億円を獲得している。そのあたりも軍資金になり得る。またトッテナムでチームメイトだったウーゴ・ロリスも所属していて、ロスでの再会なるかという点も注目されている。

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 さらに同メディアは『テレグラフ』の情報を引用。ソン・フンミンはトッテナムのアジアツアーに参戦しているが、もしも韓国遠征に帯同しなかった場合、スパーズの収益が75パーセント減額する条項が盛り込まれているという。そのためこのツアー前の放出は現実的ではなかったと見ている。