×

【リバプール 3-1 横浜FM】ヴィルツ初ゴール! フリンポン逆転弾アシスト。遠藤航はCBで30分間プレー

横浜FM戦でゴール! カーティス・ジョーンズから祝福されるリバプールのフロリアン・ヴィルツ(右)。写真:ロイター/アフロ

18歳ニョニが逆転ゴール、16歳ングモハも決める。植中朝日の先制弾を皮切りに、試合が動く。

[Jリーグワールドチャレンジ] 横浜FM 1-3 リバプール/2025年7月30日19:30/日産スタジアム

 親善試合『明治安田 Jリーグワールドチャレンジ2025 presented by 日本財団』、昨季プレミアリーグ王者のリバプールFCがフロリアン・ヴィルツの加入後初ゴール、18歳トレイ・ニョニの逆転ゴール、16歳のリオ・ングモハのトドメの一撃で、横浜F・マリノスに3-1の勝利を収めた。 

 香港でのACミラン戦から中3日のリバプールは、キャプテンのフィルジル・ファン・ダイク、エースのモハメド・サラー、新加入のフロリアン・ヴィルツら前半45分で終えていた主力メンバーが、2試合連続でスタメンに名を連ねた。さらに、そこに今回はウーゴ・エキティケも加わり、より開幕を見据えた陣容で挑んだ(遠藤航はベンチスタートに)。

 先制に成功したのは横浜FMだった。前半をスコアレスで折り返すと、55分、加藤蓮のパスをハーフスペースで受けた植中朝日がシュートをファーサイドへ流し込み、横浜FMに先制点をもたらす。

 このゴールが呼び水になり、試合が動く。リバプールは一段階ギアを上げて、強度の高いプレーを見せていく。

 するとファン・ダイクに代わって遠藤航がセンターバックに投入された直後だった。62分、カーティス・ジョーンズの持ち上がりから、モハメド・サラーの折り返しを、ヴィルツがねじ込む。最注目の一人であったドイツ代表アタッカーが、リバプールにて観客の前での初ゴールを決めた。

 さらにリバプールは、7人を交代しピッチ上の10人が前半から入れ替わった68分、新加入ジェレミー・フリンポンのクロスを、ニョニが決めて、2-1と逆転に成功した。

関連記事>>バイエルンがリバプールのルイス・ディアス獲得を正式発表「目標は全てのタイトル獲得」

 さらに87分、リバプールらしいカウンターに持ち込む。16歳のリオ・ングモハは圧巻のドリブルからの一撃で、試合を決定づける3点目を決めた。