当日の全貌…中居正広さん問題、A子さん弁護士から厳しい指摘。「不名誉回復でしかない」元放送作家、両者の主張を踏まえて考察
写真:Alamy/アフロ
中居さん側弁護士の発信が「守秘義務違反にあたる」!? 長谷川良品氏がユーチューブで詳しく解説。
フジテレビのコンプライアンス問題を巡る第三者委員会の報告書で女性A子さんへの「性加害」があったと公表され、芸能界からの引退を決めたSMAPのメンバーだった元タレントの中居正広さんを巡る問題で、週刊誌がこのほどA子さんが中居さんから受けたという被害を「通知書」をもとに発表した。
このあと、中居さん側、A子さん側、それぞれの代理人弁護士が8月6日から7日にかけて、それぞれに対して声明を発する事態に発展。そして、A子さん側弁護士の発表により、より中居さんサイドが厳しい立場に立たたされている。
元放送作家であり人気ユーチューバーの長谷川良品氏は8月8日、自身の『テレビ悲報ch』で、「中居正広氏サイドの反論【守秘義務違反か】当日夜の全貌」と題した動画を公開。この件について、今回の週刊誌報道の概要、両代理人の主張をそれぞれ伝えたうえで、この件を考察している。
中居さんの代理人弁護人は8月6日、週刊誌電子版の記事に対し反論の声明を公式サイトで発表した。すると翌日、A子さんの代理人弁護士が各メディアを通じて、中居さん側の対応がむしろ違法にあたると主張している。
長谷川氏も動画の中で、中居さん側が「(二人の関係について)同意があった」と完全に言い切れない状況にあると見ている。それに対し、被害女性側弁護士が今回反論し、「むしろ本事案について、『不同意によるものではなかった』と、中居氏代理人が本文中で言及してことのほうが守秘義務違反ではないか」と主張している点に注目している。
そして「守秘義務違反」をそれぞれが主張しているが、被害女性側の弁護士は中居さんサイドへ「訴訟など法的手続きで事実の確定を求めるべき」としている。このA子さんの代理人の声明に、長谷川氏は「文面からある種の覚悟が伝わります。かなり乱暴な言い方をすると、今さらつべこべ言うのであれば、堂々と訴えてこいと挑発しているようにさえ感じます」と語っている。
中居さん側は名誉回復に努めようとしていた。しかし逆に「不名誉回復でしかないと感じます」と厳しく指摘している。
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一方、長谷川氏はこのコンテンツの中で、“オールでメディア vs SNS”の構図になっているなか、中居さん側がここから“復活”を遂げるためのいくつかの可能性にも言及している。