中居正広さん問題、被害女性が「男女関係のもつれ説」完全否定。一体どうなる? 河西弁護士「最大のポイント」を解説
フジテレビ (C)SAKANOWA
中居さんサイドは「取りうる手段がなかなかないのかもしれません」と再び厳しい状況に。
元タレントの中居正広さんの代理⼈弁護団がフジ・メディア・ホールディングスの依頼で発表された第三者委員会の報告書に反論し、証拠の提示などを求めた件で、第三者委が改めてその必要性はないと回答するとともに今後のやりとりを控えると宣言した。さらに被害女性が6月4・5日に発売された『文春オンライン』『週刊 文春』で、中居さんに好意など抱いたことは一切ないとして、男女関係のもつれ説を完全否定したことが報じられた。
この女性サイドの発言を受けて、「サンデージャポン」などでこの問題について解説してきた弁護士の河西邦剛氏が6月6日、ユーチューブの「【弁護士】河西ちゃんねる」にて、「【弁護士が解説】追い込まれた中居正広! X子さん怒りの肉声 恋愛の絡れ完全否定!文春砲炸裂!」と題した動画を公開。問題の要点を分かりやすく整理し、詳しく説明している。
河西氏は「最大のポイント」として、「交際トラブル説が完全に消えた可能性が高いかと思います」、また「同時に第三者委員会と中居さんの反論合戦も、ここで着地していくのではないか」と2点を挙げ、それぞれの理由を語っている。
二人が複数の会食をしていて、プライベートに関するメールでのやりとりもしていた……しかも報告書に記載されていなかった女性側からのメッセージには、中居さんへ好意を抱いているニュアンスの内容が書かれていたのではないか。そういった憶測も流れた。
河西弁護士は同週刊誌に書かれている、20代である被害女性側が50代の中居さんに恋愛感情を抱く、好意を抱くことなど「絶対にない」と完全否定している点を引用。そのうえで「男女間の交際トラブルという説は、完全に消えてしまった可能性が高い」と強調している。
女性側が同意していたと思った、交際を匂わす感じの話もあったと、中居さんがフジテレビ幹部など周囲に話していた点についても、「実際は大きなトラブルではない、という話を上司(今回はフジテレビ上層部)などにして、自己保身に走ることは一般的にもあり得る話」として、こちらも様々な解釈ができると見ていた。
河西氏は、中居さんサイドが再び反論した場合、女性との考え方の食い違いが鮮明になるだけで、「双方の溝は埋まらない」と、もはや議論が成立しない状況にあると説明。名誉回復に向けた「道も絶たれた」と八方塞がりで、「取りうる手段がなかなかないのかもしれません」と、再び厳しい立場に置かれたと見ていた。
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あるとすれば、女性への批判ではなく、フジ第三者委の対応について訴訟などを起こし、名誉回復を求めるという方向性か!?