【鹿島】FC東京に1-0勝利、鬼木監督の記者会見「決勝戦のつもりで戦おうと、選手たちを送り出した」

決勝点の田川亨介について、「スタートでもおかしくない」「いま本当に良い」と評価。

[J1 25節] FC東京 0-1 鹿島/2025年8月10日19:00/味の素スタジアム

　J1リーグ25節、鹿島アントラーズが田川亨介の古巣相手の決勝ゴールで、FC東京に1-0の勝利を収めた。鹿島は勝点47で柏レイソルと並び、得失点差で1差上回り首位に立った。

　鬼木達監督は試合後の記者会見で、「決勝戦のつもりで戦おうと送り出して、選手たちが応え、その姿勢を見せてくれました」と、天皇杯ラウンド16のアビスパ福岡との厳しい戦いを経て、リーグ戦上位で戦うためには“負けられない”一戦をモノにした選手たちを賞賛した。

「勝点3を持ち帰れて嬉しく思います。（前半は）自分たちの守備の狙いのところで、ひっくり返されることもあり得ると話していましたが、そこをゼロで耐えられたのが大きかったです。苦しんでも自信を持って戦ってくれました。全員で我慢した結果、総力戦での勝利となりました」

　また、決勝点を決めた田川亨介について、指揮官はその好調ぶりを評価。「スタートでもおかしくない状況にあります。全選手が理解していたなか、背後を狙い決め切ってくれました。いま本当に良いので、さらに彼らしいプレーを見せてほしいと思います」

　鬼木監督はそのように田川のさらなる爆発を期待した。

関連記事>>【Jリーグ】ちょうど1年後、2026-27シーズンは「8月上旬」開幕に。ACL組の過密日程など課題も…

　鹿島は次節、16日にホームでアビスパ福岡と対戦する。