【C大阪 3-1 新潟】厳しい最下位アルビ完敗…GKボール後逸で失点、痛いオウンゴール
アルビレックス新潟のサポーター。(C)SAKANOWA
新加入ブーダ、堀米悠斗らの攻撃には可能性。
[J1 25節] C大阪 3–1 新潟/2025年8月11日19:03/ヨドコウ桜スタジアム
J1リーグ25節、セレッソ大阪がルーカス・フェルナンデスのゴールなどで、アルビレックス新潟に3-1の勝利を収めた。
C大阪では浦和レッズから加入した井上黎生人が、センターバックとしてさっそく先発。素早いチェックなど持ち味が光り勝利に貢献した。
一方、新潟の新助っ人FWブーダは前線で起点になり、開始早々2分の堀米悠斗の得点をもたらすなど、一つ大きな収穫となった。
ただ、序盤の主導権争いを経てC大阪が試合の主導権を握ると、13分、中島元彦のシュートを新潟のGK藤田和輝が正面に飛んできたボールを弾き切れずまさかの後逸……。ミスである以上に、雨の影響もあり、加えてDF二人が付きながらもあまりに至近距離から思い切りのあるキックを蹴り込まれてしまった。
このプレーにより流れが、C大阪へ傾いた。
54分、本間至恩のクロスを、ファーサイドから駆け込んだルーカス・フェルナンデスが合わせて逆転に成功。さらに81分、ルーカス・フェルナンデスが中央に持ち込んでスルーパスを放つと、DF藤原奏哉がコントロールミスによりオウンゴール……。プレーしていなければC大阪のオフサイドでもあっただけに、あまりにもったいなかった。
結果、シュート数はC大阪の25本(枠内16本)、新潟の7本(同4本)と、セレッソの攻撃的な志向性が体現された一戦となった。
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下位全チームが敗れていたなか、新潟も黒星を喫して最下位に。ブーダ、堀米らの攻撃に可能性が感じられただけに、あとは守備陣に補強など何かしらの刺激がほしいか。