大久保嘉人が達成可能な記録、400試合、200得点、イエロー史上初「100枚」も? さらに…
背番号4をつけた大久保が、J1の2018シーズンを盛り上げる! 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ストイコビッチの最多レッドカードの更新も?
大久保嘉人が2018シーズンに達成可能な記録を挙げてみよう、
J1通算400試合出場まであと「1」、J1通算179得点は歴代トップで、200ゴールまであと「21」。本人は出場記録について、「途中で(スペイン、ドイツ移籍など)抜けていましたからね。そこまでこだわってはいませんでした。ただ、まだまだ終わるわけではないので、伸ばしていきたい」と語る一方、200ゴールは必ず達成したいという目標に掲げる。それが川崎のリーグ連覇にも直結するからだ。
そして不本意ともいえるデータでは……J1警告数「97」は歴代トップで(2位は小笠原満男の「96」、3位は山田暢久の「90」)、史上初の「100」の大台まであと3枚に迫る。退場数「12」はストイコビッチに次いで2位で、こちらの記録”更新”もあり得るか。
熱いプレーが持ち味の大久保だが、「(警告数について)そこは別に狙っていない。ただアグレッシブなプレーは変えない。逃げるようなプレーをするようだったら俺ではなくなる。そしたら引退するから」と警告や退場数は本意ではないものの、その一貫したスタンスは曲げない。
「でもね、そっちに目を向けず、得点のほうに注目してほしいです」
大久保はあくまでゴールでチームに貢献する決意を示す。
1月27日から2月4日まで沖縄で2次キャンプを実施。「(狙いは)戻すこと。川崎のスタイルは感覚に染み付いているから、もっと体が動くように、切れを取り戻したい」と抱負を語っていた。
文:サカノワ編集グループ