【浦和】ズラタンが語った「鹿島」「昌子」への特別な思い
鹿島への特別な対抗心を語ったズラタン。リベンジなるか。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
キックオフイベントで「今季対戦が楽しみな選手は?」の質問に。菊池は湘南のミキッチ、長澤は川崎の元チームメイトを挙げる。
浦和レッズの2018キックオフイベントが2月15日にさいたま市文化センターで行なわれ、740人のファンやサポーターが訪れるなか、淵田敬三社長による新シーズンの取り組みやビジョンの説明、新加入選手インタビュー、選手トークショーで盛り上がった。
武藤雄樹、長澤和輝、ズラタン、菊池大介によるトークショーでは爆弾発言も飛び出し、選手の意外な(!?)知られざる一面を知る機会にもなった。その最後に「今季対戦が楽しみなチームや選手は?」という質問が出された。
菊池は「古巣のベルマーレ。ミキッチ選手は広島と対戦するたびに嫌だなと思ったが、常に楽しかった。また挑戦して、今度こそ主導権を握りたい」とリベンジ宣言。長澤は「僕は川崎。赤﨑選手、下田選手、谷口選手、車屋選手と、大学の選抜で一緒にやってきたメンバーがいるので、また戦う機会ができて楽しみ」、武藤は「昨年はリーグ戦で悔しい結果で、たくさん負けてしまったチームには必ず勝ちたい。まず初戦のFC東京戦しっかり勝てるように準備します」と、それぞれ語った。
そして注目を集めたのがズラタンの発言だ。加入4年目になる元スロベニア代表ストライカーは「私にとって鹿島との試合は特別なものです。今季は必ずリベンジしたい(昨季はスーパーカップを含め公式戦4敗)。鹿島のDFの昌子はとてもいい選手でリスペクトしています。ただ対戦するときは常に燃えるので、とても楽しみにしている」と、鹿島と昌子への対抗心を熱く語った。
浦和は2月24日にアウェーでのFC東京戦で開幕を迎える。ホーム初戦は、3月4日の広島戦(16時キックオフ)。鹿島との対戦はゴールデンウイークの5月5日にアウェーで、10月19日にホームで組まれている。
取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI