【浦和】ムアントンから選手獲得、リカルド監督が可能性を示唆「もちろん考えられます」
オンラインによる取材に応じた浦和のリカルド・ロドリゲス監督。(C)SAKANOWA
浦和から若手選手の派遣、キャンプや親善試合の開催も見据える。
J1リーグ浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が10月21日、オンラインによる取材に応じて、今季これまでの総括、残り2試合への抱負など様々なテーマについて語った。そのなかでドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトとの新たなパートナーシップ締結、そして同締結を結んでいたタイ1部ムアントン・ユナイテッドとの今後の関係性についても質問に答えた。
埼玉スタジアムでの来月の親善試合開催も決定しているフランクフルトとの関係について、指揮官は次のように楽しみにしていた。
「(パートナーシップ締結について)競技面とその他、様々な面で評価できると思います。(来月行われる)親善試合もチームにいい影響を与えるでしょう。パリ・サンジェルマンと対戦した時のように、世界の高いレベルのチームとの差など現在地を知ることもできます。私が直接的には関わっていないクラブの中でも、いろいろな提携ができていくと期待しています」
また、浦和の西野努テクニカルダイレクター(TD)が、同じくパートナーシップを締結しているムアントンを視察するため、同国を訪れていると現地メディアで報じられた。リカルド監督自身もタイで指揮を執っていた経験があるが、次のように両チームの関係性にも期待を寄せた。
「(フランクフルトと)同じように様々な交流ができると思います。例えば若い選手がタイに行ってトレーニングすることも考えられます。逆に活躍している選手を見ることもできるでしょう。また、例えば、キャンプをタイで実施したり、親善試合をどこかで行ったりすることも競技面では可能だと思います」
ということは、来季、ムアントンからの選手獲得もあるのか――。その問いに、リカルド監督は「可能性としては、もちろん考えられます」と頷いた。
『90MIN タイ版』では19日、西野TDが現地を訪問。MFピチャ・ウーラ(Picha Autra)、FWエカニット・パンヤ(Ekanit Panya)、MFウィーラテップ・ポンパーン(Weerathep Pomphan)のタイ代表3選手に注目していると報じられていた。
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