【日本代表】10月オランダで2試合決定、11月も検討。反町技術委員長「やっと辿り着けた。でも辿り着けていないところもある」

オンラインによるメディアブリーフィングを実施した日本サッカー協会の反町康治技術委員長。(C)SAKANOWA

9日にカメルーン、13日にコートジボワール。東京五輪チームについても言及――。

 日本サッカー協会の反町康治技術委員長(前・松本山雅FC 監督)が9月11日、オンラインによるメディアブリーフィングを実施し、日本代表(サムライブルー = SAMURAI BLUE)が国際Aマッチ期間を活用して、10月9日にカメルーン代表、13日にコートジボワール代表とオランダで国際親善試合を行うことが決まったと報告した。ただし新型コロナウイルスの感染状況が刻々と変わり予断を許さない状況は続いているため、様々な状況を想定し準備を進めている。詳細は今後発表される。また、11月の国際Aマッチ期間でも活動を予定していると明かした。

 10月、11月ともFIFA(国際サッカー連盟)が定める国際Aマッチ期間、インターナショナルウィンドウ(FIW)を利用した活動になる。

 オランダでの開催になり、またJリーグは国際Aマッチ期間も実施されることを踏まえ、欧州組主体のメンバー構成になる。欧州では国際Aマッチ期間、各国A代表が対戦するUEFAネーションズリーグが現在開催されている。そのため欧州のチームとの試合は組めない状況にある。

 一方、UEFAが定める同大会の感染症対策のプロトコルにのっとって、選手たちは欧州(シェンゲン圏)内では行き来が認められ、試合を行っている状況にある。感染状況が悪化しなければ、欧州内の日本の選手たちの招集にも支障がない。

 反町委員長は「本来オフィシャルに発表したいところですが、なかなかいろいろと慌ただしく、まだいろんなことが決まっていないところもあるなか、サムライブルー、フル代表の活動が近くなってきていますので、ここである程度発表できるところを説明できればと思います」と報告をした。

 本来10、11月はワールドカップ(W杯)予選の予定だったが、試合は来年への延期が決定。一方、FIFAは国際Aマッチ期間をオープンにしている。それを受けて、「ぜひとも活動したい。現場のリクエストでもありますし、我々にとってもこの機会をうまく活用できたらと、急ピッチでいろいろと作業を進めてきました」と説明した。

 Jリーグが開催されていることや欧州組の招集を考えると国内での開催は難しく、感染状況などを踏まえて、オランダが「最適な場所」と判断。オランダ政府、オランダサッカー協会と連携しながら合宿も可能になり、「感謝を持ちつつ活動したい」(反町委員長)。安全を担保しながら10月9日にカメルーン、13日にコートジボワールと親善試合を開催することが決まった。

 反町委員長は「当然1年弱、活動できていないわけであって、やはり選手の現在地であり、選手の状況を知りたいのは当たり前で、一番いい選択を考えなければいけませんでした」と語ったうえで、次のように続けた。

「(対戦国との調整など)そこが私の仕事になります。しかし、私だけでできる問題ではありませんでした。当然、事務方のマッチメイクのところでは時差とも戦いながら話し合ってきたうえ、やっとここまで辿り着いたというのが正直な感想です。まだ辿り着いていないところもあるので、そこはここからやっていきたい。本当に大変な作業で、無理だと匙を投げられてもおかしくない状況を何度かみんなで頑張ってきて、ここまでやってきた。だから、なんとしても成功させて、振り返った時、この強化が有効だったと思える活動にしたいです」

 また11月についても、日本代表の活動を予定しているということだ。

 加えて、来年に延期された東京オリンピックに向けては、U-23日本代表の活動は当面実施できず、A代表のラージグループとして23歳(来年24歳)以下の選手を含め、基本的に森保一監督が見ていくという方針も示された。

注目記事:【日本代表】オランダで10月9日カメルーン、13日コートジボワールと対戦決定!

[取材・文:塚越始]

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