【なでしこ】大ケガから復活した清水梨紗「やっぱり“こっち”がいいな」という『こだわり』とは? 米国遠征第2戦へ
アメリカ女子代表との第2戦前日、練習中に笑顔を浮かべる清水梨紗。写真:早草紀子(C)Noriko HAYAKUSA
「初戦で負けているので、2戦目は勝負にこだわるべき」
[親善試合] アメリカ女子代表 – 日本女子代表/2026年4月15日11:07(現地14日)/ルーメンフィールド(シアトル)
なでしこジャパン(日本女子代表)の清水梨紗が日本時間4月15日11時7分キックオフのアメリカ女子代表との3連戦・第2戦に向けて、静かに闘志を燃やしている。
初戦の85分、脳震盪の疑いで高橋はなが退くと、清水は途中出場でピッチに立った。ポジションは左サイド。主戦場とは異なる位置ながら、状況に応じた役割を担った。
パリ・オリンピック初戦スペイン女子代表戦(●1-2)で右膝前十字靭帯を断裂する重傷を負った。長期離脱を強いられた清水にとって、昨年10月の代表復帰は再出発だった。
ニルス・ニールセン前監督体制で進む競争に遅れて加わった。それでも、左右のサイドバックが激戦区となるなか、自身の立ち位置を模索していった。
「左右に違いはなくできてはいますけど……やっぱり“こっち”がいいな、というのはあります」
そう言って右サイドに視線をやり、清水は笑みを浮かべた。両サイドで求められるプレーに対応できる一方、基準はやはり本職の「右」にある。
右を主戦場とする清水は、攻撃面での評価を受けることも少なくない。高い位置取りからのクロスや自らフィニッシュに絡む推進力は大きな武器だ。
ただ、それでも本人が大切にしているのは、やはり守備の部分である。
「ビルドアップのところは大事。攻撃している時の自分の位置の高さはすごく意識しています。あえて前に残る(攻め残りする)ことが必要な時もある。初戦はクロスのあとセカンドボールを拾われて押し込まれる展開もあったので、サイドバックとして相手の進入を止めるべきところもありました。そういったポジションの細かな変化の部分を自分は出していきたいです」
そのようにリスクマネジメントを徹底。攻撃のクオリティを支えるのも、最終的に試合を締めるのも守備にある。その前提があるからこそ、立ち位置の一つひとつに意味が宿る。
「初戦で負けているので、2戦目は勝負にこだわるべき」
内容と結果の両方を求める姿勢は明確だ。なでしこジャパンで、まだ本来のパフォーマンスを出し切れていない現状はある。それでも、アメリカという強豪相手に特長が噛み合えば、清水が再び主戦場である右サイドに立つ筋道も見えてくる。
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