【なでしこ】アメリカ代表とW杯決勝シミュレーション。「日本の守備は世界最高」その真意は…
アメリカとの第3戦前日の練習に臨む日本女子代表の谷川萌々子。写真:早草紀子(C)Noriko HAYAKUSA
谷川萌々子は高地への適応を課題に挙げ「最後は気持ちで負けないこと」
[親善試合]アメリカ女子代表 – 日本女子代表/2026年4月18日10:00(現地17日)/DICK’S Sporting Goods Park(コロラド州コマースシティ)
なでしこジャパン(日本女子代表)が、日本時間4月18日10時キックオフのアメリカ女子代表との3連戦・最終戦に臨む。1勝1敗で迎える一戦は、まさに“決着戦”となる。
狩野倫久監督代行は、この試合の意味合いについて次のように語る。
「どちらか勝ったほうがこの3連戦の『勝者』に決まる。ワールドカップでいうとグループステージではなく、ノックアウトステージ、もっと言えば決勝に近い意味合いの試合になる」
ここまで互いに分析を重ね、メンバーを入れ替えながら戦ってきた。ハードな連戦の“答え”が、この第3戦で示される。
指揮官はアメリカの出方についても警戒を強める。
「アメリカがロングボールを蹴ってくるのか、つないでくるのか。我々は起こりうるすべてのことを共有しています。ここまで一か月の大会を戦ってきた経験値を踏まえての今がある。ゲームのなかで準備してきたことをいかに実践できるかが勝負」
一方、アメリカのエマ・ヘイズ監督は日本について「守備的には世界最高のチーム」と評価。強力な攻撃陣を擁しながらもゴールをこじ開けられなかった現状を、大きな課題と捉えている。最終戦は、日本の“盾”とアメリカの“矛”がぶつかる構図となりそうだ。
第2戦で決定機を生かせなかった谷川萌々子は、課題と向き合う。
「相手のプレスの速さがわかっているからこそ、それ以上の判断力が必要。相手よりも早く予測してスタートを切ること、攻撃のクオリティを上げていかないといけないと思います。高地であることの対応も必要だと感じましたが、最後は気持ちで負けないことだと思います」
試合が行われるデンバーは標高約1800メートルの高地で、空気が薄く乾燥している。公式練習ではボールの伸びや息苦しさを感じる場面もあったという。さらに日中は23℃まで気温が上昇した一方、試合時間帯は大きく冷え込み、雪の予報も出ている。1日で約20℃の寒暖差という過酷なコンディションも、この一戦の大きな要素となる。
アメリカ遠征の集大成となる最終戦、環境も相手も厳しいなか、日本が誇る組織的な守備と攻撃の精度を発揮して、勝ち越しで締めくくれるか――。
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