【皇后杯】日テレ・ベレーザ2大会ぶり16度目の優勝!INAC神戸から植木理子2得点、小林里歌子と藤野あおばも決めて4ゴール「クラブ全体でこのタイトルを喜びたい」
ベレーザが2大会通算16度目の皇后杯制覇!! 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
大会最多の優勝記録を更新。竹本監督が勝利の喜びを噛み締める。
[皇后杯 決勝] 日テレ・東京Vベレーザ 4–0 INAC神戸/2023年1月28日15:00/ヨドコウ桜スタジアム
皇后杯決勝、日テレ・東京ヴェルディベレーザが日本女子代表(なでしこジャパン)FW植木理子の2ゴールと、小林里歌子と藤野あおばの試合終盤の一撃でINACレオネッサ神戸に4-0の勝利を収め、大会最多を更新する通算16度目の優勝を成し遂げた。
ベレーザが立ち上がりから主導権を握り、39分、右クロスに植木がピンポイントで合わせて先制に成功する。さらに植木は後半立ち上がりの49分にボレー弾を決めて、リードを2点に広げる。
さらに81分、ハイプレスからボールを奪うと、相手のクリアミスもあり、小林が押し込み大きなチーム3点目をもたらす。そして89分、神戸の高く設定したラインの背後を突いた藤野が沈めて、トドメを刺す4点目に――。
結局、神戸は後半シュートを1本も打てず、完敗を喫した。
ベレーザの竹本一彦監督は試合後のフラッシュインタビューで、「INACさんの固い守備に苦労しましたが、セットプレーから崩せて、そこからカウンターで点を奪うことができました。チーム全体の勝利。本当に久々のタイトル、クラブ全体でこの優勝を喜びたいです」と喜んだ。
前日に19歳の誕生日を迎えた藤野は「自分のゴールで締めくくりたいと思っていて、結果につなげることができました。皇后杯優勝で19歳をスタートできて、すごく嬉しいです。ここから1試合1試合、結果を残していきたいです」と喜んだ。